給水装置工事主任技術者 過去問
平成28年度(2016年)
問48 (給水装置の概要 問48)

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問題

給水装置工事主任技術者試験 平成28年度(2016年) 問48(給水装置の概要 問48) (訂正依頼・報告はこちら)

給水装置工事に関する次の記述の(   )内に入る語句の組み合わせのうち、適当なものはどれか。

給水装置工事は、( ア )を損傷しないこと、設置された給水装置に起因して需要者への給水に支障を生じないこと、( イ )の確保に支障を生じたり公衆衛生上の問題が起こらないこと等の観点から、給水装置の構造及び材質の基準に適合した適正な施行が必要である。このため、水道法では、( ウ )は給水装置工事を適正に施行できると認められる者の指定をすることができ、この指定をしたときは、水の供給を受ける者の給水装置が水道事業者又は指定を受けた者の施行した給水装置工事に係るものであることを( エ )とすることができるとされている。
  • ア:水道施設  イ:水道水質  ウ:水道事業者   エ:供給条件
  • ア:水道施設  イ:安全    ウ:水道事業者   エ:施行条件
  • ア:給水用具  イ:水道水質  ウ:厚生労働大臣  エ:施行条件
  • ア:給水用具  イ:安全    ウ:厚生労働大臣  エ:供給条件

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この過去問の解説 (2件)

01

この設問は前段(実務上の視点)と後段(水道法の視点)では記述の論点が異なります。
後段で水道法のキーワードである水道事業者と供給条件を知っていれば、正解できます。
水道法と計量法はこの試験に関係するので、文章を覚える必要はありませんが、重要なキーワードは頭に入れておきたいところです。

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02

給水装置工事は、(水道施設)を損傷しないこと、設置された給水装置に起因して需要者への給水に支障を生じないこと、(水道水質)の確保に支障を生じたり公衆衛生上の問題が起こらないこと等の観点から、給水装置の構造及び材質の基準に適合した適正な施行が必要である。このため、水道法では、(水道事業者)は給水装置工事を適正に施行できると認められる者の指定をすることができ、この指定をしたときは、水の供給を受ける者の給水装置が水道事業者又は指定を受けた者の施行した給水装置工事に係るものであることを(供給条件)とすることができるとされている。

 

ア:給水装置工事を施工する際、今から施工する給水用具を

損傷しないのは当然のことです。給水用具と水道施設を接続する場合があり、

損傷してはいけないためです。

 

イ:安全というと正解のように感じてしまいますが、

公衆衛生上の問題が起こらないこと等の観点という文脈から、

水道水質の確保という文脈につなげて覚えた方が良いです。

 

ウ:給水装置工事に関して、水道事業者から指定工事店の登録を

受けた施工業者しか施工することが出来ないため、

厚生労働省(現在は国土交通省)ではなく、水道事業者が正解です。

 

エ:施工条例とは、一般的に給水装置工事を施工する際の技術的な部分や

施工方法についてを指すことが多いです。

給水装置は個人の所有物となりますが、水道水を供給する条件として、

水道事業者または指定工事店(指定を受けた者)が

施工した場合のみを条件とすることができます。

 

上記問題は過去問で正誤問題としても出ておりますので、

文章の意味をしっかり把握した方が良いです。

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