給水装置工事主任技術者 過去問
平成28年度(2016年)
問47 (給水装置の概要 問47)

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問題

給水装置工事主任技術者試験 平成28年度(2016年) 問47(給水装置の概要 問47) (訂正依頼・報告はこちら)

給水用具の故障に関する次の記述のうち、不適当なものはどれか。
  • 湯沸器にはいろいろの種類があり、その構造も複雑である。故障が発生した場合は、需要者等が修理することは困難かつ危険であり、簡易なもの以外は、製造業者に修理を依頼する。
  • ボールタップ付ロータンクの水が止まらなかった。調査したところ、鎖がからまっていたため、鎖のたるみを無くした。
  • 大便器洗浄弁から常に大量の水が流出していた。調査したところ、ピストンバルブの小孔が詰まっていたので、ピストンバルブを取外し、小孔を掃除した。
  • 水栓のスピンドルのがたつきがあった。調査したところ、スピンドルのねじ山が摩耗していたので、水栓を取替えた。

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この過去問の解説 (2件)

01

ボールタップ付ロータンクの鎖のたるみを無くすと、順調に水が出なくなります。よって、2の文章が間違っています。
この設問は簡単そうで難しいです。

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02

ボールタップとは、浮き玉の浮力を利用して自動的に開閉する器具です。

浮き玉に鎖が付いており、通常は鎖にたわみがある状態で、水位が低下した場合、

鎖のたるみがなくなりフロートバルブが開き水が流れる仕組みとなっております。

 

鎖が絡まっている状態で解消方法として鎖のたるみを取るというのは、

一見したら正解のように感じてしまいますが、鎖のたるみをとってしまうと

フロートバルブが開いたままで水が止まらなくなってしまいます。

 

ボールタップの鎖は少したわませて設置する点を覚えておくと良いです。

選択肢2. ボールタップ付ロータンクの水が止まらなかった。調査したところ、鎖がからまっていたため、鎖のたるみを無くした。

不適当です。

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