給水装置工事主任技術者 過去問
平成29年度(2017年)
問46 (給水装置の概要 問46)

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問題

給水装置工事主任技術者試験 平成29年度(2017年) 問46(給水装置の概要 問46) (訂正依頼・報告はこちら)

給水用具に関する次の記述のうち、不適当なものはどれか。
  • 大便器洗浄弁は、大便器の洗浄に用いる給水用具であり、JIS B2061:201( 3給水栓 )又はそれに準じた構造のものは、瞬間的に多量の水を必要とするので配管は口径20mm以上としなければならない。
  • 定流量弁は、ばね、オリフィス、ニードル式等による流量調整機構によって、一次側の圧力に関わらず流量が一定になるよう調整する給水用具である。
  • 貯蔵湯沸器は、ボールタップを備えた器内の容器に貯水した水を、一定温度に加熱して給湯する給水用具である。
  • サドル付分水栓は、配水管に取付けるサドル機構と不断水分岐を行う止水機構を一体化した分水栓で、分岐口径は13~50mmである。

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この過去問の解説 (2件)

01

【解答:1】

選択肢1内に『瞬間的に多量の水を必要とするので配管は口径20mm以上としなければならない。』とありますが、洗浄弁の場合には、最低でも配管は25mm以上の給水管を導入して、なおかつ、0.07MPa以上の給水圧力が確保が必要とされています。

したがって、1は不適当であるため、答えは【1】となります。

選択肢2、3、4は記述のとおりです。

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02

問題文より不適切なものを選択とあります。

選択肢1. 大便器洗浄弁は、大便器の洗浄に用いる給水用具であり、JIS B2061:201( 3給水栓 )又はそれに準じた構造のものは、瞬間的に多量の水を必要とするので配管は口径20mm以上としなければならない。

大便器洗浄弁は多量の水を必要とするため、配管口径は25mm以上としなければなりません。

ちなみに大便器洗浄タンクは配管接続口径は13mmです。

大便器より越流面より下位置に配管を接続するため、逆流を防ぐ負圧破壊性能のバキュームブレーカーも備わっています。

別名フラッシュバルブとも呼ばれており水圧で洗浄するため何度も利用できるのがメリットです。

JIS B 2061:201は水道に直結して使用圧力0.75 MPa以下の給水止水栓のことです。

(引用元:日本水道協会水道施設設計指針)

選択肢2. 定流量弁は、ばね、オリフィス、ニードル式等による流量調整機構によって、一次側の圧力に関わらず流量が一定になるよう調整する給水用具である。

適当です。

選択肢3. 貯蔵湯沸器は、ボールタップを備えた器内の容器に貯水した水を、一定温度に加熱して給湯する給水用具である。

適当です。

選択肢4. サドル付分水栓は、配水管に取付けるサドル機構と不断水分岐を行う止水機構を一体化した分水栓で、分岐口径は13~50mmである。

適当です。

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