給水装置工事主任技術者 過去問
平成29年度(2017年)
問50 (給水装置の概要 問50)

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問題

給水装置工事主任技術者試験 平成29年度(2017年) 問50(給水装置の概要 問50) (訂正依頼・報告はこちら)

給水用具の故障と対策に関する次の記述のうち、不適当なものはどれか。
  • 副弁付定水位弁から水が出ないので原因を調査した。その結果、ストレーナに異物が詰まっていたので、分解して清掃した。
  • 水栓を使用すると水撃作用( ウォータハンマ )が生じていたので原因を調査した。その結果、こまとパッキンの外径が不揃いであったので、正規なものに取替えた。
  • 大便器洗浄弁から常に大量の水が流出していたので原因を調査した。その結果、ピストンバルブのストレーナに異物が詰まっていたので、ピストンバルブを取出しブラシで軽く清掃した。
  • 受水槽のボールタップからの補給水が止まらないので原因を調査した。その結果、ボールタップの弁座が損傷していたので、ボールタップのパッキンを取替えた。

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この過去問の解説 (2件)

01

【解答:4】

1、2、3:正しいです。

4:誤りです。
軽度の摩耗、損傷ならば、パッキンを取替えになります。
その他の場合は水栓を取り替えとなります。

したがって、答えは【4】となります。

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02

問題文より不適切なものを選択とあります。

選択肢1. 副弁付定水位弁から水が出ないので原因を調査した。その結果、ストレーナに異物が詰まっていたので、分解して清掃した。

適当です。

選択肢2. 水栓を使用すると水撃作用( ウォータハンマ )が生じていたので原因を調査した。その結果、こまとパッキンの外径が不揃いであったので、正規なものに取替えた。

適当です。

選択肢3. 大便器洗浄弁から常に大量の水が流出していたので原因を調査した。その結果、ピストンバルブのストレーナに異物が詰まっていたので、ピストンバルブを取出しブラシで軽く清掃した。

適当です。

選択肢4. 受水槽のボールタップからの補給水が止まらないので原因を調査した。その結果、ボールタップの弁座が損傷していたので、ボールタップのパッキンを取替えた。

ボールタップの弁座が故障していたという記述があるため、パッキンだけの交換では不十分です。

弁座が故障している場合は、ボールタップごと交換する必要があります。

または弁座に異物が付着している場合にはそれを取り除きます。

(引用元:TOTO様)

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