給水装置工事主任技術者 過去問
平成30年度(2018年)
問20 (給水装置の構造及び性能 問20)

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問題

給水装置工事主任技術者試験 平成30年度(2018年) 問20(給水装置の構造及び性能 問20) (訂正依頼・報告はこちら)

給水装置の耐圧試験に関する次の記述のうち、不適当なものはどれか
  • 止水栓や分水栓の耐圧性能は、弁を「閉」状態にしたときの性能である。
  • 配管や接合部の施工が確実に行われたかを確認するため、試験水圧1.75MPaを1分間保持する耐圧試験を実施することが望ましい。
  • 水道事業者が給水区域内の実情を考慮し、配管工事後の試験水圧を定めることができる。
  • 給水管の布設後、耐圧試験を行う際に加圧圧力や加圧時間を過大にすると、柔軟性のある合成樹脂管や分水栓等の給水用具を損傷することがある。

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この過去問の解説 (2件)

01

【解答 : 1 】

1 : 誤りです。
止水栓、分水栓は全て『開』の状態でなければなりません。

2、3、4 : 記述のとおりです。

したがって、答えは【1】となります。


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02

問題文より不適切なものを選択とあります。

選択肢1. 止水栓や分水栓の耐圧性能は、弁を「閉」状態にしたときの性能である。

「止水栓」の耐圧試験については止水機構を閉じた状態で0.75Mpaの水圧を30秒保持した状態での漏れや異常を調べます。

空気圧による場合も止水機構を閉じた状態で、0.6Mpaの空気圧を5秒間保持して調べます。

一方、「分水栓」の耐圧試験は、締付トルクで管に取り付け、止水機構を開けた状態で、せん孔機取付口及び給水管取出口をキャップで塞いだ状態で1.75Mpaの水圧を加え1分間保持して漏れや異常を調べます。

空気圧の場合は、0.6Mpaの空気圧を5秒間保持して調べます。

(JWWA水道用止水栓検査施行要項)

選択肢2. 配管や接合部の施工が確実に行われたかを確認するため、試験水圧1.75MPaを1分間保持する耐圧試験を実施することが望ましい。

適当です。

選択肢3. 水道事業者が給水区域内の実情を考慮し、配管工事後の試験水圧を定めることができる。

適当です。

選択肢4. 給水管の布設後、耐圧試験を行う際に加圧圧力や加圧時間を過大にすると、柔軟性のある合成樹脂管や分水栓等の給水用具を損傷することがある。

適当です。

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