給水装置工事主任技術者 過去問
平成30年度(2018年)
問19 (給水装置工事法 問19)

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問題

給水装置工事主任技術者試験 平成30年度(2018年) 問19(給水装置工事法 問19) (訂正依頼・報告はこちら)

消防法の適用を受けるスプリンクラーに関する次の記述のうち、不適当なものはどれか
  • 平成19年の消防法改正により、一定規模以上のグループホーム等の小規模社会福祉施設にスプリンクラーの設置が義務付けられた。
  • 水道直結式スプリンクラー設備の工事は、水道法に定める給水装置工事として指定給水装置工事事業者が施工する。
  • 水道直結式スプリンクラー設備の設置で、分岐する配水管からスプリンクラーヘッドまでの水理計算及び給水管、給水用具の選定は、給水装置工事主任技術者が行う。
  • 水道直結式スプリンクラー設備は、消防法適合品を使用するとともに、給水装置の構造及び材質の基準に関する省令に適合した給水管、給水用具を用いる。

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この過去問の解説 (2件)

01

【解答 : 3 】

1、2、4 : 記述のとおりです。

3 : 誤りです。
消防法令に基づく水道直結式スプリンクラー設備の設置にあたり、消防設備士が水道事業者の施設した配水管から分岐して設けられた給水管からスプリンクラーヘッドまでの部分について水理計算等を行うことになるため、
給水装置工事主任技術者が行うわけではありません。

したがって、答えは【3】となります。

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02

問題文より不適切なものを選択とあります。

 

 

選択肢1. 平成19年の消防法改正により、一定規模以上のグループホーム等の小規模社会福祉施設にスプリンクラーの設置が義務付けられた。

適当です。

選択肢2. 水道直結式スプリンクラー設備の工事は、水道法に定める給水装置工事として指定給水装置工事事業者が施工する。

適当です。

選択肢3. 水道直結式スプリンクラー設備の設置で、分岐する配水管からスプリンクラーヘッドまでの水理計算及び給水管、給水用具の選定は、給水装置工事主任技術者が行う。

水道直結式スプリンクラー設備とは、直圧給水で宅地内にある給水管から分岐して設置する消火設備のことで、消防法より給水装置工事主任技術者ではスプリンクラーヘッドの選定ができません。

水道直結式スプリンクラー設備の設置に関する申請者は、消防設備士に依頼する必要があります。給水装置主任技術者は情報提供として現地調査をして給水能力や既設管の口径などを調査しておくことも大事になります。

 

選択肢4. 水道直結式スプリンクラー設備は、消防法適合品を使用するとともに、給水装置の構造及び材質の基準に関する省令に適合した給水管、給水用具を用いる。

適当です。

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