給水装置工事主任技術者の過去問
令和2年度(2020年)
給水装置の概要 問45

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問題

給水装置工事主任技術者試験 令和2年度(2020年) 給水装置の概要 問45 (訂正依頼・報告はこちら)

給水用具に関する次の記述のうち、不適当なものはどれか。
  • ホース接続型水栓は、ホース接続した場合に吐水口空間が確保されない可能性があるため、水栓本体内にばね等の有効な逆流防止機能を持つ逆止弁を内蔵したものになっている。
  • 大便器洗浄弁は、大便器の洗浄に用いる給水用具であり、また、洗浄管を介して大便器に直結されるため、瞬間的に多量の水を必要とするので配管は口径25mm以上としなければならない。
  • 不凍栓類は、配管の途中に設置し、流入側配管の水を地中に排出して凍結を防止する給水用具であり、不凍給水栓、不凍水抜栓、不凍水栓柱、不凍バルブ等がある。
  • 水道用コンセントは、洗濯機、自動食器洗い機等との接続に用いる水栓で、通常の水栓のように壁から出っ張らないので邪魔にならず、使用するときだけホースをつなげればよいので空間を有効に利用することができる。

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この過去問の解説 (1件)

01

この問題は「不適当なもの」を選択します。

選択肢1. ホース接続型水栓は、ホース接続した場合に吐水口空間が確保されない可能性があるため、水栓本体内にばね等の有効な逆流防止機能を持つ逆止弁を内蔵したものになっている。

この記述は「正しい」です。

選択肢2. 大便器洗浄弁は、大便器の洗浄に用いる給水用具であり、また、洗浄管を介して大便器に直結されるため、瞬間的に多量の水を必要とするので配管は口径25mm以上としなければならない。

この記述は「正しい」です。

大便器洗浄弁は、文字通り、大便器を洗浄するための給水用具です。

選択肢3. 不凍栓類は、配管の途中に設置し、流入側配管の水を地中に排出して凍結を防止する給水用具であり、不凍給水栓、不凍水抜栓、不凍水栓柱、不凍バルブ等がある。

この記述が「不適当なもの」です。

細かいですが、この文章中の「流入側」が間違っています。正しくは「流出側」です。

不凍栓類は、水道の凍結を防止するために、水道管内の水を地中に排水する仕組みのことです。「流出側配管の水」というのは、この不凍栓類へ水が入る入口側ではなく、出口側ということです。入口側の配管は地中に入っているため凍結しませんが、出口側は地中に出ているので凍結の恐れがあるためこちら側の水を抜きます。

選択肢4. 水道用コンセントは、洗濯機、自動食器洗い機等との接続に用いる水栓で、通常の水栓のように壁から出っ張らないので邪魔にならず、使用するときだけホースをつなげればよいので空間を有効に利用することができる。

この記述は「正しい」です。

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