給水装置工事主任技術者の過去問
令和3年度(2021年)
給水装置の概要 問43
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問題
給水装置工事主任技術者試験 令和3年度(2021年) 給水装置の概要 問43 (訂正依頼・報告はこちら)
硬質ポリ塩化ビニル管の施工上の注意点に関する次の記述のうち、不適当なものはどれか。
- 直射日光による劣化や温度の変化による伸縮性があるので、配管施工等において注意を要する。
- 接合時にはパイプ端面をしっかりと面取りし、継手だけでなくパイプ表面にも適量の接着剤を塗布し、接合後は一定時間、接合部の抜出しが発生しないよう保持する。
- 有機溶剤、ガソリン、灯油、油性塗料、クレオソート(木材用防腐剤)、シロアリ駆除剤等に、管や継手部のゴム輪が長期接すると、管・ゴム輪は侵されて、亀裂や膨潤軟化により漏水事故や水質事故を起こすことがあるので、これらの物質と接触させない。
- 接着接合後、通水又は水圧試験を実施する場合、使用する接着剤の施工要領を厳守して、接着後12時間以上経過してから実施する。
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この過去問の解説 (1件)
01
この問題は「不適当なもの」を選択する問題です。
硬質ポリ塩化ビニル管は、いわゆる「塩ビ管」と呼ばれるもので、「硬質」のものと、「軟質」のものがあります。塩ビ管は耐水性や電気絶縁性、耐久性があり、金属の水道管に比べて、劣化しにくいという特徴がありますが、その一方で、耐熱性や耐衝撃性が乏しく、温度変化によって変形したり、割れてしまうという特徴があります。
この記述は「正しい」です。
この記述は「正しい」です。
この記述は「正しい」です。
塩ビ管は錆が発生しなかったり、軽量で施工しやすいという特徴がある一方で、有機溶剤に弱く、これらと接触しないように注意しなければなりません。
この記述が「不適当なもの」です。
接着接合後の通水又は水圧試験は、接着12時間後ではなく、24時間後に行うことができます(24時間以上経過してから実施)。
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