給水装置工事主任技術者 過去問
令和5年度(2023年)
問22 (給水装置の構造及び性能 問3)

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問題

給水装置工事主任技術者試験 令和5年度(2023年) 問22(給水装置の構造及び性能 問3) (訂正依頼・報告はこちら)

次のうち、通常の使用状態において、給水装置の浸出性能基準の適用対象外となる給水用具として、適当なものはどれか。
  • 洗面所の水栓
  • ふろ用の水栓
  • 継手類
  • バルブ類

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この過去問の解説 (2件)

01

給水装置の浸出性能基準は、水道水の安全性を確保するために、金属や樹脂などの材料から有害物質が溶け出さないように設けられています。ただし、ふろ用の水栓は飲料用ではなく、体を洗うなどの用途で使われるため、この基準の適用対象にはなりません。

 

洗面所の水栓は、直接口をつけたり飲み水として使うことがあるため、浸出性能基準が適用されます。

同様に、継手類やバルブ類も給水装置の一部として、水道水が通る部分であるため基準の対象になります。

選択肢2. ふろ用の水栓

適用対象外です。

ふろ用の水栓が基準の適用外である理由は、「飲む水ではなく、体に使う水」という用途の違いです。設問では「通常の使用状態」とあるので、特殊な状況ではなく、一般的な使用場面を考えることがポイントになります。

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02

給水装置の浸出性能基準は、給水装置から金属などが浸出し、飲用に供される水が汚染されないよう防止することを目的としている為、飲用に使用する給水用具が対象となります。

選択肢2. ふろ用の水栓

こちらが適用対象外の給水用具になります。

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