給水装置工事主任技術者 過去問
令和5年度(2023年)
問24 (給水装置の構造及び性能 問5)
問題文
水栓その他水撃作用を生じるおそれのある給水用具は、厚生労働大臣が定める水撃限界に関する試験により当該給水用具内の流速を( ア )毎秒又は当該給水用具内の動水圧を( イ )とする条件において給水用具の止水機構の急閉止(閉止する動作が自動的に行われる給水用具にあっては、自動閉止)をしたとき、その水撃作用により上昇する圧力が( ウ )以下である性能を有するものでなければならない。ただし、当該給水用具の( エ )に近接してエアチャンバーその他の水撃防止器具を設置すること等により適切な水撃防止のための措置が講じられているものにあっては、この限りでない。
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問題
給水装置工事主任技術者試験 令和5年度(2023年) 問24(給水装置の構造及び性能 問5) (訂正依頼・報告はこちら)
水栓その他水撃作用を生じるおそれのある給水用具は、厚生労働大臣が定める水撃限界に関する試験により当該給水用具内の流速を( ア )毎秒又は当該給水用具内の動水圧を( イ )とする条件において給水用具の止水機構の急閉止(閉止する動作が自動的に行われる給水用具にあっては、自動閉止)をしたとき、その水撃作用により上昇する圧力が( ウ )以下である性能を有するものでなければならない。ただし、当該給水用具の( エ )に近接してエアチャンバーその他の水撃防止器具を設置すること等により適切な水撃防止のための措置が講じられているものにあっては、この限りでない。
- ア:2m イ:1.5kPa ウ:1.5MPa エ:上流側
- ア:3m イ:1.5kPa ウ:0.75MPa エ:下流側
- ア:2m イ:0.15MPa ウ:1.5MPa エ:上流側
- ア:2m イ:1.5kPa ウ:0.75MPa エ:下流側
- ア:3m イ:0.15MPa ウ:1.5MPa エ:上流側
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この過去問の解説 (2件)
01
水撃防止の問題では、流速・圧力・設置位置が重要なポイントです。
特に数値に注意して覚えることが大切です。
・水撃防止の基準では、水撃(ウォーターハンマー)による給水装置への悪影響を防ぐため、流速や圧力の基準が定められています。
・給水用具内の流速は2m毎秒以下が基準です。流速が速すぎると水撃が発生しやすくなります。
・動水圧は0.15MPa以下とされています。圧力が高すぎると、水道管などに負担がかかります。
・水撃作用による圧力上昇は1.5MPa以下である必要があります。これを超えると給水装置が損傷する可能性があります。
・エアチャンバー(水撃防止器具)は給水用具の上流側に設置します。水が勢いよく流れ込むのを防ぐため、止水する前に圧力を和らげる必要があります。
適当です。
設置位置については、「エアチャンバーは上流側」と覚えましょう。
水撃が発生する前に圧力を逃がすため、止水する部分の手前(上流側)に設置されます。下流側では効果が薄くなるため、位置を間違えないようにすることが大切です。
試験では、選択肢に「1.5kPa」や「0.75MPa」といった似たような数値が出ることがありますが、桁が異なるため注意が必要です。「MPa(メガパスカル)とkPa(キロパスカル)の違い」を意識することで間違いを防げます。
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02
水撃限界に関する基準の試験条件は、当該給水用具内の流速2m/秒または動水圧0.15MPaになります。この条件下で、水栓その他水撃作用を生じるおそれのある給水用具の止水機構を急閉止したとき、その水撃作用により上昇する圧力の許容値は1.5MPaになります。
ただし、当該給水用具の上流側に近接してエアチャンバーその他の水撃防止器具を設置すること等により適切な水撃防止のための装置が講じられているものは除きます。
こちらが正答肢になります。
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