給水装置工事主任技術者 過去問
令和5年度(2023年)
問26 (給水装置の構造及び性能 問7)

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

給水装置工事主任技術者試験 令和5年度(2023年) 問26(給水装置の構造及び性能 問7) (訂正依頼・報告はこちら)

クロスコネクションに関する次の記述の正誤の組み合わせのうち、適当なものはどれか。

ア  クロスコネクションは、水圧状況によって給水装置内に工業用水、排水、井戸水等が逆流するとともに、配水管を経由して他の需要者にまでその汚染が拡大する非常に危険な配管である。
イ  給水管と井戸水配管を直接連結する場合は、逆流を防止する逆止弁の設置が必要である。
ウ  給水装置と受水槽以下の配管との接続もクロスコネクションである。
エ  一時的な仮設として、給水管と給水管以外の配管を直接連結する場合は、水道事業者の承認を受けなければならない。
  • ア:正  イ:正  ウ:誤  エ:誤
  • ア:誤  イ:誤  ウ:正  エ:正
  • ア:正  イ:誤  ウ:誤  エ:正
  • ア:誤  イ:正  ウ:誤  エ:正
  • ア:正  イ:誤  ウ:正  エ:誤

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (2件)

01

クロスコネクション一度は聞いた事があるのではないかと思いますが、簡単に言うと、給水管と給水管以外の配管と結んでしまうこと言います。

 

ア:正  

給水管に他の使用目的の水が流れることを言います。

 

イ:誤  

逆止弁をと書いてありますが、繋げてから弁を付けても繋げてしまっています。

 

ウ:正  

他の系統の配管を繋げています。

途中に逆止弁を入れても、用途が違う配管はクルスコネクションになります。

 

エ:誤 

給水管と給水管以外の配管を直接連結する場合、とにかく他の系統の管をつなげてはなりません。

選択肢5. ア:正  イ:誤  ウ:正  エ:誤

適当です。

まとめ

給水管同士ルートの違う物を繋げても系統が違うで済みますが、用途の違う給水管を繋げると、クロスコネクションになります。分かりやすく言えば、ウォシュレット便座は上水ですが、中水や井戸水を接続してしまったことです。

参考になった数0

02

ア  クロスコネクションは、水圧状況によって給水装置内に工業用水、排水、井戸水等が逆流するとともに、配水管を経由して他の需要者にまでその汚染が拡大する非常に危険な配管である。
→記述の通りです。

 

イ  給水管と井戸水配管を直接連結する場合は、逆流を防止する逆止弁の設置が必要である。
→こちらはクロスコネクションに該当するため、誤りです。

 

ウ  給水装置と受水槽以下の配管との接続もクロスコネクションである。

→記述の通りです。
 

エ  一時的な仮設として、給水管と給水管以外の配管を直接連結する場合は、水道事業者の承認を受けなければならない。

→こちらもクロスコネクションに該当するため、誤りです。

選択肢5. ア:正  イ:誤  ウ:正  エ:誤

こちらが正答肢です。

参考になった数0