給水装置工事主任技術者 過去問
令和5年度(2023年)
問27 (給水装置の構造及び性能 問8)

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問題

給水装置工事主任技術者試験 令和5年度(2023年) 問27(給水装置の構造及び性能 問8) (訂正依頼・報告はこちら)

下図のように、呼び径25mmの給水管からボールタップを通して水槽に給水している。この水槽を利用するときの確保すべき吐水口空間に関する次の記述のうち、適当なものはどれか。
問題文の画像
  • 距離Aを40mm以上、距離Cを40mm以上確保する。
  • 距離Bを40mm以上、距離Cを40mm以上確保する。
  • 距離Aを50mm以上、距離Cを50mm以上確保する。
  • 距離Bを50mm以上、距離Cを50mm以上確保する。

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この過去問の解説 (2件)

01

吐水口空間とは、給管の末端を排水管より話すという事です。感染などを防ぐためです。

選択肢1. 距離Aを40mm以上、距離Cを40mm以上確保する。

不適当です。
距離Aを40mm以上、距離Cを40mm以上、超流感管の立上げの先と給水管のエルの末端の距離が、A。水槽の壁から給水管のエルの芯までの距離をCとして、40mmとありますが、40mmと40mmでは短すぎて越流感とボールタップに影響するものと思われます。

選択肢2. 距離Bを40mm以上、距離Cを40mm以上確保する。

不適当です。

Bを40mmにすると、給水が止まらない時、止水面についてしまう事があるので、短すぎます。

選択肢3. 距離Aを50mm以上、距離Cを50mm以上確保する。

適当です。

A50mm,C50mmちょうど四角形になるほど良い長さです。

 

選択肢4. 距離Bを50mm以上、距離Cを50mm以上確保する。

不適当です。

B50mm,C50mmですとBが上がり過ぎて、止水面がかなり下がってしまう恐れがあります。

まとめ

水槽内の超流感の高さと水位を計算して、継ぎ手の長さを決めます。工事的には、腕の見せ所かもしれません。

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02

基準省令では、給水管呼び径が25㎜以下のものの吐水口空間を、「吐水口の最下端から越流面までの垂直距離及び近接壁から吐水口の

中心までの水平距離」と定義しています。

 

そのため吐水口の最下端から越流面までの垂直距離は図のA、近接壁から吐水口の中心までの水平距離は図のCとなり、呼び径が20㎜を超え25㎜以下の場合には、AとCをそれぞれ50㎜以上確保する必要があります。

選択肢3. 距離Aを50mm以上、距離Cを50mm以上確保する。

こちらが正答肢です。

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