給水装置工事主任技術者 過去問
令和6年度(2024年)
問14 (給水装置工事法 問5)
問題文
給水管の配管工事の留意点に関する次の記述のうち、不適当なものはどれか。
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問題
給水装置工事主任技術者試験 令和6年度(2024年) 問14(給水装置工事法 問5) (訂正依頼・報告はこちら)
給水管の配管工事の留意点に関する次の記述のうち、不適当なものはどれか。
- 給水装置工事は、いかなる場合でも衛生に十分注意し、工事の中断時又は一日の工事終了後には、管端にプラグなどで栓をし、汚水などが流入しないようにする。
- 設置場所の土圧、輪荷重その他の荷重に対し、十分な耐力を有する構造及び材質の給水管及び給水用具を選定する他、地震時の変位に対応できるよう伸縮可とう性に富んだ継手又は給水管を選定する。
- 水撃作用が生じるおそれのある箇所、配水管の位置に対して著しく低い箇所にある給水装置、直結増圧式給水による低層階部等の高水圧が生じる箇所については、減圧弁を設置する必要がある。
- 行き止まり配管の先端部、水路の上越し部、鳥居配管となっている箇所のうち、空気溜まりを生じるおそれがある場所などで空気弁を設置する必要がある。
- 地階あるいは2階以上に配管する場合は、原則として階ごとに逆止弁を設置する必要がある。
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この過去問の解説 (1件)
01
以下に解説します。
適当です。
給水装置工事では衛生管理が重要です。
適当です。
給水管は土圧や荷重に耐えられる強度が求められます。
適当です。
水撃作用(水の急激な流れによる衝撃)や高水圧が発生する箇所では、減圧弁を設置して圧力を調整する必要があります。特に、直結増圧式給水の低層階では、高水圧になりやすいため注意が必要です。
適当です。
流れをスムーズにし、給水装置の正常な機能を維持できます。
不適当です。
階ごとに逆止弁を設置する必要はありません。
逆止弁は逆流防止のために設置しますが、階ごとに設置する義務はありません。通常、逆流が発生しやすいポンプ設備の出口や、高低差の大きい配管の接続部などに設置されます。
全ての階で逆止弁を設置すると圧力損失が大きくなるため、必要な場所にのみ設置するのが一般的です。
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