看護師の過去問
第103回
午前 問31

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問題

看護師国家試験 第103回 午前 問31 (訂正依頼・報告はこちら)

味覚障害の原因となるのはどれか。
  • 亜鉛欠乏
  • リン欠乏
  • カリウム欠乏
  • マグネシウム欠乏

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は1です。

1.「亜鉛」は細胞や組織の代謝に必要な物質で、不足すると味蕾にある味細胞が減少し、味覚障害の原因になります。

2.「リン」は骨や歯に存在する物質で、不足すると骨密度低下、体重減少などを引き起こすことがあります。

3.「カリウム」は浸透圧の調節、筋収縮に関与しており、不足すると脱力感、筋力低下、血圧低下、などを生じます。

4.「マグネシウム」は歯や骨の形成、神経の興奮、筋収縮、脂質代謝などに関与しており、不足すると骨粗鬆症、血中中性脂肪上昇、神経疾患などをきたすことがあります。

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02

正解は 1 です。

味覚障害とは味がわからなくなる障害のことで、味がわからなくなる味覚低下と異常な味がする異味覚があります。
様々な原因がありますが亜鉛欠乏も原因の一つとされています。

参考になった数0

03

正解は 1 です。

味覚障害の原因には、次のようなものがあります。
・薬剤性(薬剤の亜鉛キレート作用や吸収阻害作用が原因)
・亜鉛欠乏性
・心因性
・口腔、唾液腺疾患
・末梢の味覚伝導路障害
・中枢神経障害

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