看護師の過去問
第103回
午前 問32
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問題
看護師国家試験 第103回 午前 問32 (訂正依頼・報告はこちら)
間欠性跛行が出現するのはどれか。
- 動脈塞栓症(arterial embolism)
- 血栓性静脈炎(thrombophlebitis)
- 深部静脈血栓症(deep vein thrombosis)
- 閉塞性動脈硬化症(arteriosclerosis obliterans)
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この過去問の解説 (3件)
01
「間欠性跛行」とは
糖尿病、脂質異常症などが原因で動脈硬化が進行し、下肢が虚血状態になると、少し歩行すると下肢の疼痛が出現しますが、少し休息をとると再び歩行できるようになります。
1.「動脈塞栓症」は血栓などが動脈を閉塞する疾患で、下肢に生じると急激な疼痛が現れます。
2.「血栓性静脈炎」は何らかの原因によって静脈の血流が悪くなり、炎症や血栓を生じる疾患です。
発赤やうっ血が現れます。
3.「深部静脈血栓症」は長期臥位や手術などによって、深部静脈に血栓が生じる疾患です。
下肢に生じた場合は、疼痛、腫脹をみとめます。
4.「閉塞性動脈硬化症」は動脈硬化が進み、動脈が閉塞する疾患です。
間欠性跛行が出現することがあります。
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02
間欠性跛行とは少し歩くと、足が痛くなったりしびれたりすることで歩けなくなったり、休むと歩けるようになることです。
1 . 動脈塞栓症
動脈が詰まることを言い、脳で詰まると脳梗塞に、心臓で詰まると心筋梗塞になります。
2 . 血栓性静脈炎
下肢の静脈内に血栓ができて、炎症を引き起こす病気のことです。
3 . 深部静脈血栓症
主に下肢にできた血栓が肺に詰まる病気のことです。
4 . 閉塞性動脈硬化症
動脈硬化により血管に十分な血液を送ることができなくなり起こることで間欠性跛行が起こります。また腰部脊柱管狭窄症も間欠性跛行がみられる疾患です。
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03
間欠性跛行は、一定の距離を歩くと下肢が痛んだり脱力が生じて歩行を続けることができなくなり、数分休むとまた歩けるようになります。下肢の動脈硬化、腰椎の脊椎管狭窄症、脊髄の動静脈奇形などが原因で起こります。
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