看護師の過去問
第103回
午前 問46
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問題
看護師国家試験 第103回 午前 問46 (訂正依頼・報告はこちら)
動脈性外出血の止血帯を用いた間接圧迫法について適切なのはどれか。
- 圧迫開始時刻を記載する。
- 幅が1cmの止血帯を用いる。
- 動脈圧より低い圧を加える。
- 圧迫は2時間に1回緩める。
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この過去問の解説 (3件)
01
1 . 圧迫開始時刻を記載する。
圧迫し続けると壊死してしまう恐れがあるため、圧迫を緩める必要があります。圧迫の時間を知るために開始時刻を記載することは必要です。
2 . 幅が1cmの止血帯を用いる。
止血帯は細いと圧迫が不十分であったり皮膚や組織を損傷する恐れがあります。通常幅が3cm以上の止血帯を使用します。
3 . 動脈圧より低い圧を加える。
止血するためには動脈圧より高い圧が必要になります。
4 . 圧迫は2時間に1回緩める。
神経や組織を守るため30分に1回圧迫を緩めることが望ましいです。
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02
1.圧迫を緩める時間を確認するため、圧迫開始時間を記載します。
2.止血帯は幅が3㎝以上のものを使用し、出血部より心臓に近い部分を縛ります。
細い止血帯では組織を損傷する可能性があります。
3.動脈の流れを止めるため、動脈圧より高い圧をかけます。
4.1時間以上の圧迫は神経麻痺や組織の壊死を引き起こす可能性があるため、30分毎に圧迫を解除します。
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03
止血帯を用いた間接的圧迫法とは、出血部位よりも心臓に近い動脈を止血帯と用いて、圧迫し、止血をすることです。
留意するポイントには、
・止血帯は3cm以上の幅のものを使用すること
・圧迫開始時間を記入すること
・長時間継続して止血をする場合は、30 分程度を目安に止血帯を緩めて血行を再開させ、緩める時間は1~2 分程度にする
などがあります。
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