看護師の過去問
第103回
午前 問50
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問題
看護師国家試験 第103回 午前 問50 (訂正依頼・報告はこちら)
心電図モニターで不整脈(arrhythmia)の変化がみられた。このときの心電図を別に示す。
初期対応で適切なのはどれか。
初期対応で適切なのはどれか。
- 胸骨圧迫を行う。
- 体表面ペーシングを準備する。
- 自覚症状がなければ経過観察をする。
- 自覚症状と血圧を医師に報告して指示を待つ。
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この過去問の解説 (3件)
01
「心室細動」
この心電図波形では心室性頻脈から心室細動に移行しています。
心室細動とは心室が小刻みに震えて血液を全身に送ることができず、心停止に移行する不整脈です。
除細動の準備ができるまでは胸骨圧迫を続けます。
1.心室細動に移行した時は直ちに胸骨圧迫を開始します。
2.「体表面ペーシング」は一過性の徐脈に対して行う経皮的なペースメーカーです。
心室細動の際には使用しません。
3.4.心室細動に移行すると数秒で意識を消失し、血圧は測定できなくなります。
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02
心室細動の波形と考えられます。
心室細動は心臓が震えるように痙攣している状態であり、直ちに胸骨圧迫を開始します。除細動の準備ができるまで胸骨圧迫を続けます。
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03
これは、心室性頻脈からの心室細動に移行したものです。直ちに胸骨圧迫を開始し、除細動器の準備が整い次第使用します。
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