看護師の過去問
第103回
午後 問136

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問題

看護師国家試験 第103回 午後 問136 (訂正依頼・報告はこちら)

医療機関における麻薬の取り扱いについて正しいのはどれか。
  • 麻薬と毒薬は一緒に保管する。
  • 麻薬注射液は複数の患者に分割して用いる。
  • 使用して残った麻薬注射液は病棟で廃棄する。
  • 麻薬注射液の使用後のアンプルは麻薬管理責任者に返却する。

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この過去問の解説 (3件)

01

1.✖
麻薬は他の物と完全に区別し、鍵をかけた場所に保管します。
毒薬は、容器には黒字に白枠・白地で、その品名及び「毒」の文字を記載します。他の物と区別し、鍵をかけた場所に貯蔵・陳列します。

2.✖
麻薬は他者と共有はしません。
麻薬は麻薬管理簿などに使用年月日・使用患者名・使用量・残量などを記録し、厳重な管理のもと使用します。残薬やアンプルも含め使用後は迅速に麻薬管理者に返却する必要があります。

3.✖
使用後、残った麻薬残液は麻薬管理責任者へ返却します。誤ってゴミ箱に捨てた場合などは、探し出さなければならず、見つからない場合は麻薬管理者が都道府県知事に届け出なければなりません。

4.〇
麻薬使用後、アンプルと残った麻薬残液は麻薬管理責任者へ返却します。

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02

1.×
 麻薬は覚せい剤と同一保管はできますが、他の薬剤とはできません。
 麻薬、毒薬ともに鍵のかかる場所でそれぞれ保管します。

2.×
 麻薬注射は、他者との共有はできません。

3.×
 残った麻薬注射液は、残とともにアンプルも麻薬管理責任者に返却します。
 
4.○
 3に同じです。

参考になった数0

03

麻薬及び向精神薬取締法によって
「残った薬剤、使用後のアンプルは全て麻薬管理責任者に返却しなければならない」と規定されています。

よって正答は4.です。

他の選択肢
麻薬と毒薬は一緒に保管する×
→それぞれ別々に鍵のかかる場所に保管します。

複数の患者に分割して用いる。×
→原則として一患者に対しての使用です。

使用して残った麻薬注射液は病棟で破棄する×
麻薬及び向精神薬取締法に規定されています。

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