看護師の過去問
第104回
午前 問48
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問題
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か
さ
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な
は
ま
や
ら
あん摩マッサージ指圧師
1級 管工事施工管理技士
1級 建築施工管理技士
1級 電気工事施工管理技士
1級 土木施工管理技士
運行管理者(貨物)
貸金業務取扱主任者
危険物取扱者 乙4
給水装置工事主任技術者
クレーン・デリック運転士
国内旅行業務取扱管理者
第一種 衛生管理者
第一種 電気工事士
大学入学共通テスト(世界史)
第三種 電気主任技術者
第二種 衛生管理者
第二種 電気工事士
調剤報酬請求事務技能認定
賃貸不動産経営管理士
2級 管工事施工管理技士
2級 建築施工管理技士
2級 電気工事施工管理技士
2級 土木施工管理技士
ビル管理技術者(建築物環境衛生管理技術者)
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この過去問の解説 (3件)
01
熱傷創の回復については、熱傷の深さの特徴と予後を覚えておくといいでしょう。
1 . ×
2~3日で治癒するものは、熱傷の深さは第Ⅰ度(表皮熱傷)であり、症状は紅斑です。通常数日で瘢痕を残さず治癒します。
2 . 〇
1~2週で治癒するものは、熱傷の深さは第Ⅱ度(真皮浅層熱傷)であり、症状は水泡です。通常1~2週間で治癒し、軽症の色素脱失、色素沈着があります。
3 . ×
3〜4週で治癒するものは、熱傷の深さは第Ⅱ度(真皮深層熱傷)であり、症状はびらんです。通常2~8週で瘢痕は治癒します。
4 . ×
2〜3か月で治癒するものは、熱傷の深さは第Ⅲ度(皮下熱傷)であり、症状は焼痂壊死です。通常2~4週間で焼痂が分離し、肉芽組織となります。治療には植皮が必要となります。
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02
熱傷(やけど)は主に皮膚状態と患部の色調によって、深度を判断します。
皮膚の深くまで熱傷が到達している場合、そのぶん皮膚の回復に要する治癒時間は長くなるため、それぞれの深度の特徴を理解しておく必要があります。
ちなみに、今回の問題のポイントは「鮮紅色の底面」という部分から、赤色の水泡を形成する”浅達性Ⅱ度”の熱傷であることが推測され、真皮部分までの回復を必要とするので、治癒までの期間は1〜2週、選択肢としては2となります。
それぞれの熱傷の深さと特徴は以下となります。
・Ⅰ度(EB) - 表皮(角質層)のみ
皮膚は乾燥しており、患部の色は紅斑
痛みはあり・知覚過敏ぎみ
回復に要する期間は3〜4日
・浅達性Ⅱ度(SDB) - 真皮の浅部(顆粒層・有棘層)
皮膚は湿潤、水疱あり
患部(水泡底面)の色調は薄赤、あるいは鮮紅色
強い痛みの知覚あり
回復に要する期間は1~2週間
・深達性Ⅱ度(DDB) - 真皮深部(乳頭層・乳頭下層)まで到達
皮膚は湿潤、水疱あり
患部(水泡底面)の色調はやや白色、あるいは混濁
痛みは軽度、知覚鈍麻傾向
回復に要する期間は3~4週間
・Ⅲ度(DB)-皮下組織、脂肪組織まで到達
皮膚は乾燥しており、硬化あるいは炭化
患部の色調は蠟色または黄色~赤茶色・黒色または壊死様
痛みの知覚なし
回復に要する期間は数ヶ月、あるいはそれ以上
参照
熱傷について-日本創傷外科学会
http://www.jsswc.or.jp/general/yakedo.html
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03
鮮紅色の底面をした水疱を形成し、痛みが強い熱傷創の状態としては、表皮から浅い真皮までの深さを伴っていると考えられ、浅達性第Ⅱ度と推測されます。
この場合、治療期間の目安は 1〜2週とされます。
よって正解は 2 . 1〜2週 となります。
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