看護師の過去問
第104回
午前 問54

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問題

看護師国家試験 第104回 午前 問54 (訂正依頼・報告はこちら)

流動性知能はどれか。
  • 新聞を読む。
  • 町内会の役員を務める。
  • 結婚式のマナーを知っている。
  • 携帯電話に電話番号を登録する。

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この過去問の解説 (3件)

01

流動性知能とは、キャッテル(Cattell,R.B)による理論です。

知能因子を流動性知能と結晶性知能の2つに分け、前者は新しい場面への適応に必要な能力(ex:推論・思考・暗記・計算力)であり、新しいことを知能として定着させるため、加齢による低下が見られることが特徴とされます。

後者は過去の経験が土台になる専門的または個人的な能力であり、言語性の知能として捕らえることができます。加齢による低下が少ないのが特徴です。

よって、1 . 新聞を読む。 2 . 町内会の役員を務める。 3 . 結婚式のマナーを知っている。は結晶性知能であり、
4 . 携帯電話に電話番号を登録する。が流動性知能で正解となります。

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02

正解は4です。

新しいことを学習し、適応するのに必要なのが流動性知識です。
1、2、3の選択肢はこれまでに得た知識を用いて対応しているため、結晶性知識を用いていると考えられます。

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03

知能には流動性知能と結晶性知能があります。
流動性知能とは新しい場面への適応に必要な能力です。
結晶性知能とは経験をもとにした能力です。
1. ✖結晶性知能
2. ✖結晶性知能
3. ✖結晶性知能
1〜3は経験をもとに対応しています。
4. ○流動性知能

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