問題 このページは問題閲覧ページです。正解率や解答履歴を残すには、 「条件を設定して出題する」をご利用ください。 [ 設定等 ] 通常選択肢 ランダム選択肢 文字サイズ 普通 文字サイズ 大 文字サイズ 特大 手指の巧緻性が低下している高齢者が操作しやすい補聴器の種類はどれか。 1 . 骨導補聴器 2 . 耳あな型補聴器 3 . 耳かけ型補聴器 4 . ポケット型補聴器 ( 看護師国家試験 第104回 午前 問58 ) 訂正依頼・報告はこちら 解説へ 次の問題へ
この過去問の解説 (3件) 1 1.✖️ 高齢者の難聴の特徴は感音性難聴です。骨導補聴器は外耳や中耳の障害が原因となっている伝音性難聴に効果があります。 2 . ✖️ 耳あな補聴器は耳あなに入れるタイプの補聴器です。補聴器自体、小さいものなので扱いがむずかしくなってしまいます。 3 .✖️ 耳にかけるタイプの補聴器です。耳あな補聴器よりは扱いやすいですが、スイッチが耳の部分にあるため、ポケット型補聴器の方が扱いやすいと考えます。 4 . ○ 小型ラジオのような補聴器です。スイッチやボリュームの操作部分が大きいので一番扱いやすいものと考えられます。 参考になった この解説の修正を提案する 付箋メモを残すことが出来ます。 次の問題は下へ 0 正解は4です。 巧緻動作は指先を使った小さな物を摘んだり、ボタンを掛け外したり等の細かくて複雑な動作のことです。 1.骨導補聴器、2.耳あな型補聴器、3.耳かけ型補聴器はともに耳にかけたり、耳介に装着して使用する補聴器です。 本体は小さく音量の調節などの操作をするために手指の巧緻性が保たれている必要があります。 4.ポケット型補聴器は本体の補聴器を胸ポケットに入れ、本体から繋がるイヤホンを装着するものです。本体がその他の補聴器と比較して大きいため、ボタンやダイヤル操作を簡単に行うことができます。 参考になった この解説の修正を提案する 0 手指の巧緻性が低下している=細かい動作を行うことが難しいということを念頭に入れておく必要があります。 ×1 . 骨導補聴器 →骨導補聴器は、メガネ型やヘッドバン型などがありますが、そもそも伝音性難聴の方を対象したものであり、高齢に伴い発生する感音性難聴を対象としたものではないため、不適切です。 ×2 . 耳あな型補聴器 →耳あなにフィットするようになっており、小型なため取扱いに苦慮する可能性があります。 ×3 . 耳かけ型補聴器 →耳にかけるため、耳あな型補聴器よりは取扱いやすいですが、耳かけ部分にダイヤルがあり、その点でポケット型に劣ると考えられます。 〇4 . ポケット型補聴器 →本体がポケットに入れられる大きさなので、コンパクトさには欠けますが、手元でダイヤルを触ることができることから、操作はしやすいと考えられます。 補聴器には様々な種類があるので、本人の特性に合わせて選択していく必要があります。それぞれの補聴器の特性を理解しておきましょう。 よって、正解は4 . ポケット型補聴器となります。 参考になった この解説の修正を提案する 訂正依頼・報告はこちら 問題に解答すると、解説が表示されます。解説が空白の場合は、広告ブロック機能を無効にしてください。