看護師の過去問
第104回
午前 問73

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問題

看護師国家試験 第104回 午前 問73 (訂正依頼・報告はこちら)

看護サービスの質の評価は、①ストラクチャー(看護サービス提供のための仕組み)、②プロセス(提供される看護サービス)、③アウトカム(看護サービスの成果)に分類される。
アウトカムはどれか。
  • 患者の満足度
  • 退院指導の実施
  • 看護手順の整備の有無
  • 看護師1人当たりの患者数

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この過去問の解説 (3件)

01

正解:1. 患者の満足度

1960年代に、A. Donabedianにより医療の質を評価するために3つの視点が提案され、現在でも使用されています。

①ストラクチャー:看護組織の情報(人員配置、労働時間等の労働状況、看護職の背景、患者情報など)
②プロセス:看護実践の内容(どのような看護を提供したかなど)
③アウトカム:看護実践の結果(「褥瘡」「感染」「転倒・転落」「誤薬」の発生率など)


2. →プロセスに該当します。

3. 4. →ストラクチャーに該当します。

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02

正解は1です。

アウトカムは提供した看護サービスの結果であり、褥瘡や感染、死亡率、再入院率、転倒転落の発生率のほか、疼痛が緩和されたかどうかや、患者の満足度といった看護実践後の患者の状態から評価します。

2はプロセス、3・4はストラクチャーに当たります。

参考になった数0

03

答えは1です。

これは看護の質をストラクチャー(構造)、プロセス(過程)、アウトカム(結果)の3過程で評価する仕組みに関する問題です。
①ストラクチャー:看護組織の情報。(人員配置や労働時間、看護職の背景、患者情報など)
②プロセス:看護実践の内容。(どのような看護を提供したか)
③アウトカム:看護実践の結果。(褥瘡、感染、転倒・転落、誤薬などの発生率、患者の満足度、成果などです)

1:患者の満足度はアウトカムです。

2:退院指導の実施はプロセスです。

3:看護手順の整備はストラクチャーです。

4:看護師の受け持ち患者数はストラクチャーです。

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