看護師の過去問
第104回
午後 問163

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問題

看護師国家試験 第104回 午後 問163 (訂正依頼・報告はこちら)

死後の処置について最も適切なのはどれか。
  • 体内に挿入したチューブ類の除去は家族同席で行う。
  • 枕の高さを低くし開口を防ぐ。
  • 死亡後2時間以内に行う。
  • 口腔内は吸引しない。

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この過去問の解説 (3件)

01

死後硬直が始まる前に行うべきですので、正解は 3 になります。

1の体内に挿入したチューブ類の除去は、縫合が必要であったりといった処置が必要な場合がありますので家族同席のもと行うのは適切ではありません。

2の枕の高さについては、開口を防ぐ場合は高くします。

3の口腔内の吸引については、血液や貯留物がある場合は吸引しきれいな状態にします。

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02

正解:3 . 死亡後2時間以内に行う。

解説:
死後の処置は、死後硬直が始まる前(死後2~3時間)までに行います。

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03

「死後の処置(エンゼルケア)」とは
患者さんの死後、できる限りその人らしい容貌に整え、患者さんの尊厳を守るケアです。
また、血液や体液などの漏出による感染を予防します。

正解は3です。

1.チューブの抜去時は血液が漏出する可能性があります。また抜去部は縫合する場合もあり、縫合針などを使用します。
家族が同席していない間に行う方が適切です。

2.開口を予防するためには、顎の下にタオルをはさんだり、包帯で下顎を固定したりするのが適切です。

3.死後硬直は死後2~3時間で始まるので、それまでに処置を終えることが適切です。

4.口腔内に貯留物があれば吸入します。

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