看護師の過去問
第104回
午後 問181
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問題
看護師国家試験 第104回 午後 問181 (訂正依頼・報告はこちら)
Parkinson〈パーキンソン〉病(Parkinson’s disease)の症状について正しいのはどれか。
- 満月様顔貌になる。
- 腕を振らずに歩く。
- 後ろに反り返って歩く。
- 頭を左右に大きく振る。
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この過去問の解説 (3件)
01
筋拘縮により、腕を振らずに歩きます。正解は 2 です。
後ろに反り返ってではなく、前傾姿勢になって歩行します。そのため転倒には注意が必要です。
歩行時の頭部は左右に小刻みに振るのが特徴です。
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02
解説:
歩行時の腕の振りの消失を認め、筋固縮状態で歩行します。
1 . 満月様顔貌になる。:パーキンソン病では、仮面様顔貌となります。満月様顔貌はステロイド投与時や副腎皮質ホルモンの過剰分泌によって起こります。
3 . 後ろに反り返って歩く。:特徴的な姿勢異常を認め、立位で躯幹上部を前屈させ、頭部を前方に突き出す形で歩行します。
4 . 頭を左右に大きく振る。:頭を左右に小さく振ります。
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03
動作緩慢、振戦、筋拘縮などの運動障害を示す進行性の神経変性疾患で、難病に指定されています。
正解は2です。
1.パーキンソン病では筋拘縮のため、仮面様顔貌になります。
満月様顔貌は、ステロイド投与や副腎皮質ホルモン過剰などで生じます。
2.筋拘縮により、腕を振らず小刻みに歩きます。
3.パーキンソン病では姿勢保持に障害をきたすため、前傾姿勢になりやすいです。
4.頭を大きく振るのはパーキンソン病の主な症状ではありません。
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