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看護師の過去問 第104回 午後 問182

問題

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A君(5歳、男児)は、先天性水頭症(congenital hydrocephalus)で脳室−腹腔〈V-P〉シャントが挿入されている。
定期受診の際、看護師が確認する項目で優先度が高いのはどれか。
   1 .
頭囲
   2 .
聴力
   3 .
微細運動
   4 .
便秘の有無
( 看護師国家試験 第104回 午後 問182 )
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この過去問の解説 (3件)

1
頭囲についてはA君の年齢が5歳であるため、頭骸骨は閉鎖しているので不要です。1は誤りです。

聴力には影響はないため2は誤りです。

微細運動とは関連がないため3は誤りです。

便秘をすると腹圧がかかり、シャントが閉塞する恐れがあるため注意した観察が必要です。このため正解は 4 です。

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0
正解:4 . 便秘の有無

解説:
便秘が続くと腹腔内圧が上昇しシャントチューブが閉塞する恐れがあります。その為、便秘の有無を必ず確認することが重要ではありません。

1 . 頭囲:5歳では頭蓋骨縫合が終了している為、計測は必要ではありません。

2 . 聴力:今回の事例では聴力に影響する手術は行っていません。

3 . 微細運動:微細運動には変化は認めません。

0
「水頭症」とは
脳室に大量の髄液が貯留し、脳室などが拡大した状態のことです。
小児では進行すると、頭囲拡大や大泉門緊張(乳幼児の場合のみ)、眼球運動障害、嘔吐などを生じます。
水頭症の治療では、通常V-Pシャント(脳室‐腹腔シャント)を行います。

「V-Pシャント」とは
脳室内にカテーテルを挿入し、過剰な髄液を腹腔内に流す経路を作る手術です。

正解は4です。

1.乳幼児期の大泉門が閉鎖する前は、頭蓋内圧の上昇により、頭囲の拡大や大泉門の緊張がみられます。
A君は5歳で、頭蓋骨の閉鎖は完了しているため、頭囲の測定は必要ありません。

2.頭蓋内圧亢進により、聴力障害が出ることはありません。

3.頭蓋内圧亢進により、微細運動が障害されることはありません。

4.便秘により腹腔内圧が上昇すると、シャントの髄液流出が減少することがあります。
定期受診の際には確認が必要です。

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