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看護師の過去問 第104回 午後 問236

問題

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次の文を読み、問いに答えよ。

Aさん(35歳、男性、建設業)は、両親と3人で暮らしている。3年前の仕事中に屋根から転落して、第12胸髄を損傷した。1か月前から車で作業所に通い、作業中はほとんど車椅子に座っている。週1回の訪問看護を利用している。

Aさんは自宅のトイレを利用している。緩下薬を内服し、2日に1回浣腸を行っている。猛暑が続く8月の訪問時にAさんは最近便秘がちで尿量も少ないと訪問看護師に繰り返し訴えた。
Aさんへの対応で最も適切なのはどれか。
   1 .
水分の摂取を促す。
   2 .
浣腸の回数を増やす。
   3 .
ポータブルトイレの利用を勧める。
   4 .
医師に別の緩下薬の処方を依頼する。
( 看護師国家試験 第104回 午後 問236 )
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この過去問の解説 (3件)

1
1.〇
8月で猛暑が続く状況で、便秘がちで尿量が少ないことから脱水傾向とアセスメントできます。便秘改善のためにも水分補給を促す必要があります。
2.✖
水分補給で改善できる場合があります。適度な運動も効果的です。
3.✖
ポータブルトイレを利用することで、尿量が増えたり、便秘が改善されることは望めません。
4.✖
水分摂取や、適度な運動、体を動かす、腹部マッサージ等を実施しても便秘が改善されない場合に処方の検討を依頼するといいでしょう。

よって正解は1です。

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0
正解は 1 です

1:○
夏場であることと、尿量が減少していること、便秘であることのすべてが脱水の兆候を示しているので、最も優先されるのは今後の脱水症状の予防です。
まずは意識的な飲水を促し、体内水分量を増やす必要があります。
緩下剤の増量や浣腸の増加は尿量が回復し、それでも改善が見られない際に検討します。

2:×
浣腸の回数を増やすことで、便と共に体内の水分が奪われてしまい、余計に脱水を招きかねないため、この選択肢は適切とは言えません。

3:×
ポータブルトイレについては特に記載がないため、この選択肢の優先度は低くなります。

4:×
尿量は充分であるにも関わらず、便秘が続くのであれば緩下剤の使用も検討する必要があるかもしれませんが、便秘の症状があって一番はじめに緩下剤を選択するのは早計でしょう。

0
正解は1です。

猛暑が続いていることと、緩下薬・浣腸の使用にもかかわらず便秘がちであること、尿量も減少していることから水分摂取不足が考えられます。

浣腸を増やしたり緩下薬を変えるより、水分摂取を促すことが優先されます。

またAさんは自宅のトイレを使用できており、ポータブルトイレは必要ないと考えられます。

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