看護師の過去問
第105回
午前 問28

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問題

看護師国家試験 第105回 午前 問28 (訂正依頼・報告はこちら)

膵臓から分泌されるのはどれか。
  • ガストリン
  • カルシトニン
  • アルドステロン
  • ソマトスタチン

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この過去問の解説 (3件)

01

1.誤りです。ガストリンは胃幽門部や十二指腸に散在するG細胞から分泌されるホルモンです。胃酸分泌を促進する役割を持ちます。

2.誤りです。カルシトニンは甲状腺などから分泌されるホルモンです。破骨を抑制したり血中Caの骨への吸収を促進させる役割を持ちます。

3.誤りです。アルドステロンは副腎皮質から分泌されるホルモンです。腎臓からのNa再吸収を促進し、血圧を維持・上昇させる役割を持ちます。

4.正解です。ソマトスタチンは膵臓のランゲルハンス島D(δ)細胞などから分泌されるホルモンです。ソマトスタチンは、血糖値をあげるグルカゴンや血糖値を下げるインスリン療法の分泌を抑制するほか、胃腸の急激な運動を抑制する働きがあります。

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02

膵臓のランゲルハンス島
α細胞からは グルカゴン
β細胞からは インスリン
δ細胞からは ソマトスタチン
を分泌しています。

ガストリン:胃の幽門前庭部G細胞から分泌
カルシトニン:甲状腺から分泌
アルドステロン:副腎皮質から分泌

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03

正解は4です。

1.誤り。ガストリンは胃のG細胞から分泌され、壁細胞に作用し、塩酸分泌を促進し、消化を助けます。

2.誤り。カルシトニンは甲状腺のC細胞から分泌され、破骨細胞を抑制して骨吸収を抑え、血清カルシウム濃度を下げます。

3.誤り。アルドステロンは副腎皮質の球状帯から分泌され、腎臓の遠位尿細管および集合管でのナトリウムの再吸収を促進することで血漿量を増加させ、血圧を上昇させます。

4.正解。ソマトスタチンは膵臓のランゲルハンス島や脳の視床下部から分泌され、成長ホルモンやインスリン、ガストリンなどのホルモンの分泌を抑制します。

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