看護師の過去問
第105回
午前 問59

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

看護師国家試験 第105回 午前 問59 (訂正依頼・報告はこちら)

生活技能訓練〈SST〉について正しいのはどれか。
  • 退院支援プログラムの1つである。
  • 診断を確定する目的で実施される。
  • セルフヘルプグループの一種である。
  • 精神分析の考え方を応用したプログラムである。

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (3件)

01

正解は1です。

1.正解。生活技能訓練(SST)は精神疾患患者が退院および社会復帰に向けて、対人関係を構築する技能や自信を身につけ、ストレスや問題に対処するスキルを習得するために行うリハビリテーションです。

2.誤り。確定診断の目的では実施しません。

3.誤り。セルフヘルプグループは依存症や障害など同じ状況にある人々が相互に援助しあうための集団のことです。

4.誤り。生活技能訓練(SST)は認知行動療法を基盤とした支援方法です。

参考になった数1

02

正解:1. 退院支援プログラムの1つである。
 
生活技能訓練(SST:social skills training)

認知行動療法に基づく精神科リハビリテーションです。
精神障害者が社会で生活していくために、対人関係を良好に維持する技能を身につけ、自信を回復し、ストレス対処や問題解決ができるスキルを習得することを目的にしています。


2. →診断を確定する目的では実施されません。

3. →セルフヘルプグループは、精神障害者などが相互に援助しあうために組織し、運営する自助グループです。

4. →生活技能訓練は、認知行動療法に基づいたプログラムです。

参考になった数0

03

SSTとは、社会生活で困る場面を想定して、問題解決していく技能を身に着けていくことを目的とした訓練のことです。退院支援プログラムの一環となり、社会復帰を目標として行われます。

参考になった数0