看護師の過去問
第105回
午前 問61
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問題
看護師国家試験 第105回 午前 問61 (訂正依頼・報告はこちら)
介護保険被保険者で介護保険による訪問看護が提供されるのはどれか。
- 脳血管疾患(cerebrovascular disease)
- 末期の結腸癌(colon cancer)
- 脊髄小脳変性症(spinocerebellar degeneration)
- 進行性筋ジストロフィー(progressive muscular dystrophy)
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この過去問の解説 (3件)
01
末期の悪性腫瘍患者および厚生労働大臣の定める疾病の患者は、介護保険の訪問看護は行わず、医療保険の訪問看護を利用します。週4日以上の訪問看護の利用が可能です。
1.正解。脳血管疾患は厚生労働大臣の定める疾病ではありません。
2.誤り。末期の悪性腫瘍患者なので、医療保険による訪問看護を利用します。
3.誤り。脊髄小脳変性症は厚生労働大臣の定める疾病なので、医療保険による訪問看護を利用します。
4.誤り。進行性筋ジストロフィは厚生労働大臣の定める疾病なので、医療保険による訪問看護を利用します。
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02
介護保険被保険者の場合、通常は介護保険の適用となります。
しかし、厚生労働大臣が定める以下の疾患の場合は、医療保険での訪問看護利用が優先されます。
・末期の悪性腫瘍 ・多発性硬化症
・重症筋無力症 ・スモン
・筋萎縮性側索硬化症 ・脊髄小脳変性症
・ハンチントン病 ・進行性筋ジストロフィー症
・パーキンソン病関連疾患(進行性核上性麻痺、大脳皮質基底核変性症、パーキンソン病(ホーエン・ヤールの重症度分類がステージ3以上であって、生活機能障害度がII度又はIII度のものに限る))
・多系統萎縮症(線条体黒質変性症、オリーブ矯小脳萎縮症、シャイ・ドレーガー症候群)
・プリオン病 ・亜急性硬化性全脳炎
・ライソゾーム病 ・副腎白質ジストロフイー
・脊髄性筋萎縮症 ・球脊髄性筋萎縮症
・慢性炎症性脱髄性多発神経炎
・後天性免疫不全症候群
・頸髄損傷または人工呼吸器を使用している状態及び急性増悪期の場合
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03
しかし、厚生労働大臣が定める疾病等に該当する場合は医療保険が優先されます。
▼厚生労働大臣が定める疾病
末期の悪性腫瘍
多発性硬化症
重症筋無力症
スモン
筋萎縮性側索硬化症
脊髄小脳変性症
ハンチントン病
進行性筋ジストロフィー症
パーキンソン病関連疾患
多系統萎縮症
プリオン病
亜急性硬化性全脳炎
ライソーゾーム病
副腎白質ジストロフィー
脊髄性筋委縮症
球脊髄性筋委縮症
慢性炎症性脱髄性多発神経炎
後天性免疫不全症候群
頸髄損傷
人工呼吸器を使用している状態
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