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看護師の過去問 第105回 午前 問63

問題

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医療安全と関連する方法の組合せで誤っているのはどれか。
   1 .
院内感染対策 ――――― プライマリナーシング
   2 .
事故防止対策 ――――― インシデントレポート
   3 .
医療の質の保証 ―――― クリニカルパス
   4 .
手術時の安全対策 ――― タイムアウト
( 看護師国家試験 第105回 午前 問63 )
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この過去問の解説 (3件)

2
正解:1 . 院内感染対策 ―――プライマリナーシング

プライマリナーシングとは、1人の患者さんに対して、1人の看護師が入院から退院まで責任を持ち、看護計画の立案、評価などを行う看護方式のことです。
院内感染対策とは関連はありませんので、誤りです。


2. →インシデントや医療事故は、報告し、集積・分析・対策を講じることによって、 組織全体に周知を図り、情報を共有することで医療事故の再発防止になります。

3. →クリニカルパスは、医療の内容を標準化し、医師、看護師をはじめ、医療にかかわるスタッフ全員が患者の治療計画を共有化することにより、医療の安全や医療の質の向上を目的としたものです。

4. →タイムアウトは、皮膚切開前に、医師や看護師などその場にいるスタッフが一斉に手を止めて、患者、手術法と手術部位の最終確認を行うものです。
それによって、チームメンバー同士の明確なコミュニケーションを図り、「部位間違い」や「患者間違い」を防ぐ目的があります。

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0
×1 .院内感染対策 ――― プライマリナーシング
…プライマリーナーシングとは、患者それぞれに担当となる看護師を決め、入院から退院までの全ての看護責任を負う看護方式です。
看護計画の立案、修正、評価などを行い、患者と信頼関係を築くきっかけとなります。
院内感染対策ではありません。

○2 .事故防止対策 ――― インシデントレポート
…インシデントレポートとは、誤った医療行為などが患者に実施される前に発見されたもの、あるいは誤った医療行為などが実施されたが、結果として患者に影響を及ぼすに至らなかったものの報告書です。
よって、2は正解です。
○3 .医療の質の保証 ――― クリニカルパス
…クリニカルパスとは、質の高い医療を効果的かつ安全、適正に提供するための手段として開発された診療計画表です。
医療者側、患者側ともに入院から退院までの流れが把握でき、患者からの同意が必要です。
よって、3は正解です。
クリティカルパスと表現するところもあります。
○4 .手術時の安全対策 ――― タイムアウト 
…タイムアウトとは、ひとりの手術患者に関わる医師や看護師らが一斉に手を止めて、患者氏名や手術の部位(右や左など)、術式などを確認する方法です。
患者の取り違えや、手術部位を間違うことのないよう全員で確認します。
よって、4は正解です。

0
正解は1です。

1.誤り。プライマリーナーシングは、一人の看護師が患者の入院から退院までを一貫して担当する看護方式のことです。

2.正解。インシデントとは医療現場において、事故に至る手前の事例のことです。(ヒヤリ・ハットとも呼ばれます)インシデントレポートとはこうした事例の報告書のことであり、事例を分析、収集することで共有化し、その後の院内においての医療事故防止を目的とするものです。

3.正解。クリニカルパスは医療の質の保証、改善を目的とした標準診療計画のことです。疾患に対して、科学的根拠に基づいた処置や治療方法を標準化し共有することにより、医師や看護師をはじめ医療に関わる多職種が円滑に医療サービスを提供できます。患者にとっては退院までの治療過程が理解しやすく、患者自らが治療に積極的に参加できる利点もあります。

4.正解。タイムアウトとは手術時において、外科医をはじめ麻酔医、看護師らスタッフの全員が確認作業のみを行う安全対策のことです。術患の誤認や手術法、手術部位の最終確認を、皮膚切開前に行います。

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