看護師の過去問
第105回
午前 問66

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問題

看護師国家試験 第105回 午前 問66 (訂正依頼・報告はこちら)

国際機関と事業内容の組合せで正しいのはどれか。
  • 国連難民高等弁務官事務所〈UNHCR〉 ―― 有償資金協力
  • 国連教育科学文化機関〈UNESCO〉―――― 児童の健康改善
  • 世界保健機関〈WHO〉 ――――――――― 感染症対策
  • 国際労働機関〈ILO〉 ――――――――― 平和維持活動

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この過去問の解説 (3件)

01

×1.国連難民高等弁務官事務所〈UNHCR〉 ―― 有償資金協力
…国連難民高等弁務官事務所は、難民の保護・自発的帰還・定住支援など、難民支援のための活動を行い、有償資金協力は行いません。
×2.国連教育科学文化機関〈UNESCO〉―――― 児童の健康改善
…国連教育科学文化機関は、教育・科学・文化の協力と交流を通じて、国際平和と人類の福祉の促進を目的として活動します。
世界遺産の認定や登録などもUNESCOの管轄です。
児童の健康改善は、世界保健機関(WHO)や国際連合児童基金(UNICEF)の役目です。
○3.世界保健機関〈WHO〉 ――――――――― 感染症対策
…すべての人々が可能な最高の健康水準に到達することを目的に、人々の健康のための保険活動を行います。
感染症対策もそのひとつです。
×4 .国際労働機関〈ILO〉 ――――――――― 平和維持活動
…世界の労働問題について、仕事の創出・社会的保護の拡大・社会対話の推進・仕事における権利の保障を目標とした活動を行います。
平和維持活動は、国際連合平和維持活動(PKO)です。

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02

正解:3. 世界保健機関〈WHO〉 ――― 感染症対策

WHOは、すべての人々の健康を増進し保護する目的で設立された国際機関です。
感染症対策も取り組みの一つです。


1. →国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)は、紛争や迫害により故郷を追われた難民・避難民を国際的に保護・支援し、難民問題の解決に対して働きかけている国連機関です。

2. →国連教育科学文化機関(UNESCO)は、教育、科学、文化において国際協力を目的として活動する国連機関です。

4. →国際労働機関(ILO)は、働く権利を促進し、雇用の機会を奨励し、社会的保護を高め、労働関連の問題に関する対話を強化することを目的とした国連機関です。

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03

正解は3です。

1.誤り。国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)は国連の難民支援機関です。紛争や内戦などの緊急時に援助物資を供給したり、難民の教育や自立支援を実施しています。

2.誤り。国連教育科学文化機関(UNESCO)は教育、科学、文化において国際協力を目的とした国連の専門機関です。

3.正解。世界保健機関(WHO)は「すべての人々が可能な最高の健康水準に到達する事」を目的とした国連の専門機関です。感染症の撲滅事業の促進や検疫の統一、保健分野における研究の促進・指導を主に行っています。

4.誤り。国際労働機関(ILO)は労働者の労働条件と生活水準の改善を目的とする国連の専門機関です。

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