正解は1です。
認知症高齢者グループホーム(認知症対応型共同生活介護)は65歳以上の要支援2以上の介護認定を受けた方が利用できる地域密着型サービスです。定員数は1ユニットあたり9名で、看護師の配置は義務付けられていません。
1.正解。サービス費用は介護度ごとに設定されており(利用者負担1割)、光熱費、食費、医療費など日常生活にかかる費用は別途負担する必要があります。
2.誤り。9名を1つのユニットとしています。
3.誤り。介護職員を利用者3名に対して、介護職員1名以上の比率で配置する規定がありますが、看護師の配置規定義務はありません。
4.誤り。地域密着型サービスにあたります。
介護保険制度はおおまかに「居宅サービス」「施設サービス」「地域密型サービス」に分類されます。
①居宅サービスは高齢者が居宅に住んだまま受けられるサービスです。「訪問介護」「訪問看護」「福祉用具貸与」などがあたります。居宅には自宅のほかケアハウスも含まれます。
②施設サービスは要介護以上の方が施設にて24時間体制で介護を受けられるサービスです。「介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)」「介護老人保健施設」「介護療養型医療施設」の3つがあります。
③地域密着型サービスは事業所のある地元地域に居住する高齢者が受けられるサービスです。市町村が主体となることで、地域の実情に応じた適正なサービスを提供するものです。「認知症対応型共同生活介護」「地域密着型通所介護」「小規模多機能型居宅介護」などがあります。
5.誤り。入所中は医療提供や看取りについても対応することができます。