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看護師の過去問 第105回 午後 問189

問題

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ビタミンの欠乏とその病態との組合せで正しいのはどれか。
   1 .
ビタミンA ――― 壊血病(scurvy)
   2 .
ビタミンB1 ―― 代謝性アシドーシス
   3 .
ビタミンC ――― 脚気(beriberi)
   4 .
ビタミンD ――― 悪性貧血(pernicious anemia)
   5 .
ビタミンE ――― 出血傾向
( 看護師国家試験 第105回 午後 問189 )
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この過去問の解説 (3件)

3
1.×ビタミンA ――― 壊血病(scurvy)
→ビタミンA欠乏によって生じるのは、夜盲症です。壊血病はビタミンC欠乏によって生じる疾患です。

2.○ビタミンB1 ―― 代謝性アシドーシス
→ビタミンB1はエネルギー産生の際に糖代謝で産生されたピルビン酸をアセチルCoAに変換にて、クエン酸回路(TCA回路)でATP(エネルギー)を産生するのに役立つ栄養素です。
その為、ビタミンB1の欠乏は、ピルビン酸が上手く変換されず、アセチルCoAになれない為、体内に増加する原因となる。ピルビン酸は酸性の為、体内がph7.35~7.45のややアルカリ性に保たれている状態から酸性に傾く要因となります。代謝によって体内環境が酸性になった為、ビタミンB1欠乏によるアシドーシスは、代謝性アシドーシスといいます。

3.ビタミンC ――― 脚気(beriberi)
→ビタミンC欠乏によって生じるのは、壊血病です。脚気はビタミンB1不足によって生じます。

4.×ビタミンD ――― 悪性貧血(pernicious anemia)
→ビタミンD不足は、くる病や骨軟化症を引き起こします。悪性貧血は、ビタミンB12の欠病によって生じます。

5.×ビタミンE ――― 出血傾向
→易出血傾向となるのは、血液凝固機能に関わるビタミンKが不足した場合です。ビタミンEの欠乏が原因となる大きな疾患はありませんが、ビタミンEは抗酸化作用やホルモン調整の機能がある為、欠乏によって動脈硬化等の生活習慣病へ罹患しやすくなります。

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0
正解は、2です。
×1 .ビタミンA ――― 壊血病(scurvy)
…ビタミンAが欠乏すると、夜盲症や皮膚乾燥など、視覚や皮膚に症状が出現します。
壊血病は、ビタミンCの欠乏で起こります。
○2 .ビタミンB1 ―― 代謝性アシドーシス
…ビタミンB1は糖質の代謝に関与し、神経細胞の機能を維持します。
欠乏すると代謝性アシドーシスを生じます。
×3 .ビタミンC ――― 脚気(beriberi)
…ビタミンCが欠乏すると、壊血病が生じます。
脚気は、ビタミンB1の欠乏で起こります。
×4 .ビタミンD ――― 悪性貧血(pernicious anemia)
…ビタミンDが欠乏すると吸収障害が起こるので、くる病や骨軟化症、低カルシウム血症が生じます。
悪性貧血は、ビタミンB12 の欠乏で生じます。
×5 .ビタミンE ――― 出血傾向
…ビタミンEの欠乏では、歩行困難や筋力低下、未熟児では深刻な貧血を引き起こします。
血液凝固の遅延が起こるのは、ビタミンKの欠乏です。

0
1 .× ビタミンA ――― 壊血病(scurvy)
ビタミンAが欠乏すると、夜盲症を生じます。

2 .○ ビタミンB1 ―― 代謝性アシドーシス
ビタミンB1が不足すると、代謝性アシドーシスやウェルニッケ脳症、脚気などを起こします。

3 . ×ビタミンC ――― 脚気(beriberi)
ビタミンCが欠乏すると、壊血病を生じます。

4 .× ビタミンD ――― 悪性貧血(pernicious anemia)
ビタミンDが欠乏すると、くる病や骨粗鬆症を生じます。

5 .× ビタミンE ――― 出血傾向
ビタミンEが欠乏すると、溶血性貧血を生じます。

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