看護師の過去問
第106回
午後 問145
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問題
看護師国家試験 第106回 午後 問145 (訂正依頼・報告はこちら)
災害時に最も優先して治療を行うのはどれか。
- 脱臼( dislocation )
- 気道熱傷( burn of the respiratory tract )
- 足関節捻挫( ankle sprains )
- 過換気症候群( hyperventilation syndrome )
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この過去問の解説 (3件)
01
第1順位は赤、第2順位は黄、第3順位は緑、第4順位は黒となっています。
赤→ただちに処置を行えば救命が可能な状態
黄→最優先でなくとも生命が保たれる、又は入院等が必要な患者
緑→自力で歩ける者や外来処置程度で済む患者
黒→死亡者や救命が不可能な患者
1の脱臼は緑もしくは状態によっては黄となります
2の気道熱傷は第1順位となりますので赤色です
3の足関節捻挫と4の過換気症候群は緑色です
そのため、最優先に治療が必要なのは2の気道熱傷ということになります。
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02
災害時など制約がある条件下において、治療・搬送の優先順位を決めることをトリアージと言います。
優先度の高い方から第1順位、第2順位、第3順位、第4順位と区分分けされており、それぞれのトリアージタッグは赤、黄、緑、黒となっています。
1. 脱臼は、第2順位待機的治療群の黄もしくは第3順位非緊急治療群の緑に
あたります。
2.◯気道熱傷は、第1順位の最優先治療群の赤に該当します。気道熱傷の他、
呼吸困難、大量出血、ショック状態等もこれにあたります。
3. 足関節捻挫は、第3順位の非緊急治療群の緑にあたります。
4. 過換気症候群は、第3順位の非緊急治療群の緑にあたります。
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03
第1順位:赤色:ただちに処置を行えば救命が可能
→気道閉塞・呼吸困難・意識障害・ショック・多発骨折など
第2順位:黄色:多少治療が遅れても生命には危険がないもの。バイタルが安定しているもの。
→入院を要する患者:脊髄損傷・脱臼・中等度熱傷など
第3順位:緑色:軽症。専門治療を必要としないもの。
→外来処置が可能な患者:脱臼・打撲・捻挫・小さな挫創・軽度熱傷・過換気症候群など
第4順位:黒色:死亡者、救命が不可能なもの。
→高度脳損傷・心臓破裂などで心肺停止状態の患者など
1 . 脱臼:黄色もしくは緑色
2 . 気道熱傷:赤色
3 . 足関節捻挫:緑色
4 . 過換気症候群:緑色
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