看護師の過去問
第106回
午後 問205

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

看護師国家試験 第106回 午後 問205 (訂正依頼・報告はこちら)

医療現場における暴力について正しいのはどれか。2つ選べ。
  • 精神科に特有のものである。
  • 病室環境は誘因にならない。
  • 目撃者は被害者に含まれない。
  • 暴力予防プログラムに合わせて対処する。
  • 発生を防止するためには組織的な体制の整備が重要である。

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (3件)

01

1.× 精神科のみならず、すべての診療科、施設でも起きます
2.× 病室の状況によって何かしらのストレス要因になり、暴力へ繋がることもあります
3.× 目撃者も心理的暴力を受けているので被害者に含まれます
4.〇 包括的暴力予防プログラムに合わせて対応していきます
5.〇 組織的に暴力対策を組み込むことで早期介入や暴力防止に繋がることが期待されます

参考になった数1

02

1.院内暴力は救急外来や精神科等の特定の場所で起こることが多いという認識が一般的でしたが、現在では内科系を含む全ての診療科や健診施設、介護施設でも多くなっています。

2.個室などの閉鎖的空間では余計に暴力のリスクも高まります。

3.目撃者も心理的暴力を受けているので、被害者にあたります。

4.精神科を中心に包括的暴力防止プログラムと言うものがあります。暴力が起こらないように、早期に介入するためのプログラムです。

5.施設ごとでマニュアルを作成し、日ごろから職員間で対策について確認しておくなど、組織的に暴力対策に取り組んでいく必要があります。

参考になった数0

03

1.✖
全ての診療科や介護関連施設でも増えており、精神科特有とはいえません。
2.✖
病室の閉鎖的な環境でストレスがたまり、暴力へ発展することもあり得ます。
3.✖
目撃者も心理的暴力をうけていることになり、被害者に含まれます。
4.〇
包括的暴力予防プログラムに合わせて、対処することが望ましいです。
5.〇
組織的な体制の整備をすることで、暴力の発生予防や暴力が起こった後に生じるストレスや不快な感情を軽減させる効果があるといわれています。

参考になった数0