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看護師の過去問 第106回 午後 問213

問題

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Aさん(79歳、女性)。自宅の玄関で転倒し、救急外来で第12胸椎の圧迫骨折( compression fracture )と診断され、安静目的で入院した。
 既往歴:5年前に大腿骨骨折( femoral fracture )。
 現病歴:2年前にAlzheimer〈アルツハイマー〉病( Alzheimer disease )を発症。記憶障害があるが、失認、観念運動失行および失語はなし。
 生活歴:要介護1。同じ敷地内に住む長男夫婦は仕事をしている。ADLは自立。

入院後8日、理学療法室での訓練が始まった。Aさんはこわばった表情で訓練を受けていた。Aさんは、以前は通所リハビリテーションを利用していたが、人が多い場で落ち着かなくなることがあり、入院前には小規模多機能型居宅介護事業所を利用していたことが家族からの情報で分かった。翌日、理学療法士が「理学療法室に行きましょう」と病室に迎えに来たところ、Aさんは「行きたくない」と嫌がった。
このときのAさんに対する看護で最も適切なのはどれか。
   1 .
看護師が理学療法室まで付き添う。
   2 .
病棟でのリハビリテーションを提案する。
   3 .
Aさんに再転倒を予防する必要性を説明する。
   4 .
小規模多機能型居宅介護事業所の利用を勧める。
( 看護師国家試験 第106回 午後 問213 )
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この過去問の解説 (3件)

1
1 . 看護師が理学療法室まで付き添う。
×不正解
看護師が付き添っても、リハビリ室ではAさんにとって「人が多いところ」となるので、状況は変わりません。よって、不正解です。

2 . 病棟でのリハビリテーションを提案する。
〇正解
病棟だと一か所に人が集まっていることは少ないです。また、病室や病棟を使ってリハビリをしやすいようにすることがAさんには必要なことなので、正解です。

3 . Aさんに再転倒を予防する必要性を説明する。
×不正解
再転倒を予防する必要性を説明するというより、リハビリをする場所が問題なので、不適切です。よって、不正解です。

4 . 小規模多機能型居宅介護事業所の利用を勧める。
×不正解
Aさんは現在入院中なので、病院内でリハビリをすることが望ましいです。退院してからリハビリを継続する場合には利用を検討します。よって、不正解です。

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0
長男夫婦からの、人の多いところでは落ち着かなくなることがあるとの情報を受けて、理学療法室での訓練は不適切ではないかと考えられます。

1.看護師が理学療法室まで付き添っても、その後の歩行訓練が円滑に行えるとは思えないため、不適切です。

2.人の多いところではなく、歩行訓練が落ち着いて実施できる環境を整える必要があります。

3.転倒予防の説明をすることは大切ですが、まずは環境を整える必要があります。

4.小規模多機能型居宅介護事業所は退院後の利用を検討するためであり、入院中の対応としては不適切です。

0
1.✖
人が多いところだと落ち着かなく、こわばった表情で訓練を受けている様子からも看護師が理学療法室まで付き添っても、Aさんが訓練をするとは考えにくいです。

2.〇
人が多いと落ち着かなくなるため、Aさんがリハビリをする環境を整える配慮することが望ましいです。

3.✖
Aさんは訓練をする環境に抵抗を感じています。よって、ここで再転倒を予防する必要性を説明する必要はありません。

4.✖
事業所の利用は退院後の検討事項であり、訓練を進める事には繋がりません。

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