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看護師の過去問 第107回 午後 問182

問題

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Aさん( 70歳、男性 )。1人暮らし。脳出血( cerebral hemorrhage )の手術後、回復期リハビリテーション病棟に入院中である。神経因性膀胱( neurogenic bladder )のため、膀胱留置カテーテルを挿入してい
る。要介護2で、退院後は看護小規模多機能型居宅介護を利用する予定である。退院後にAさんが行う膀胱留置カテーテルの管理で適切なのはどれか。
   1 .
蓄尿バッグに遮光カバーをかぶせる。
   2 .
カテーテルは大腿の内側に固定する。
   3 .
外出前に蓄尿バッグの尿を廃棄する。
   4 .
カテーテルと蓄尿バッグの接続は外さない。
( 看護師国家試験 第107回 午後 問182 )
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この過去問の解説 (3件)

2
1.誤りです。
尿バッグは遮光である必要はありません。人目が気になる場合はカバーなどで覆うとよいでしょう。

2.誤りです。
男性のカテーテルは、下向きの固定は陰茎陰嚢角の圧迫による尿道損傷を招く恐れがあるため、上向きの腹部で固定することが望ましいとされています。

3.正解です。
外出中のトラブルを予防するために、外出前にあらかじめバッグを空にしておくことが望ましいです。

4.誤りです。
カテーテルとバッグの接続を外すことによって、尿路感染症のリスクが高まります。不必要に接続を外すことは避け、万が一外す場合は清潔操作で行うよう指導を行うことが望ましいです。

付箋メモを残すことが出来ます。
0
神経因性膀胱とは、脊髄や脳などの神経が原因で、膀胱にしっかりと尿をためることができなくなったり、正常な排尿ができなくなったりする状態を言います。

1.基本的に遮光カバーである必要はありません。外出時や来客時などはカバ
  ーを使用すると良いでしょう。

2.男性は、尿道の走行の違いによって、陰茎をお腹のほうに持ち上げた方が
  尿道はまっすぐになりやすいです。男性は腹部や鼠径部のやや上部など尿
  動口を上向きにして固定した方が尿道損傷やそのほかの障害が起きにくい
  とされています。

3.外出時には長期間尿を破棄できないかもしれません。外出前には畜尿バッ
  グの尿を破棄する必要があります。

4.膀胱留置カテーテル挿入中の合併症として尿路感染症があります。畜尿バ
  ッグの接続を外してしまうと、その部分から感染の原因となってしまいま
  す。交換時以外は必要時以外は外さないように指導します。ただ、交換時
  は外さないといけない場合もあるため、選択肢3以上の重要項目ではない
  でしょう。

0
正解は3です。

1.外出時や来客時以外には、尿の異常にすぐに気づけるように、カバーはしないようにしておきます。

2.カテールが引っ張られるなど 、圧迫により尿道口や粘膜が傷つかないようにする必要があるため、男性では、下腹部か、陰嚢による圧迫に注意し、大腿の前面か側面に固定する。

3.外出時等、長時間尿破棄ができない場合には、あらかじめ破棄しておく必要があります。

4.交換時は感染に注意し、接続を外す必要があります。

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