看護師の過去問
第108回
午前 問19

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問題

看護師国家試験 第108回 午前 問19 (訂正依頼・報告はこちら)

一般的な病室における冬季の湿度で適切なのはどれか。
  • 約10%
  • 約30%
  • 約50%
  • 約70%

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この過去問の解説 (3件)

01

1 . 約10% ×不正解
2 . 約30% ×不正解
3 . 約50% ○正解
4 . 約70% ×不正解

冬には気温が下がり、湿度が低くなります。湿度が下がるとインフルエンザウイルスが活動しやすくなるため、適度な湿度のコントロールが必要です。

病室における冬季の温度は22~24℃、湿度は40~50%が推奨されています。

インフルエンザの感染予防には相対湿度を40%以上にすることが重要で、室内を温かい温度(20 ℃以上)、相対湿度を 50%に維持することで、インフルエンザウイルスの伝染を抑えられるとされています。
選択肢1と2では湿度が低すぎるため不正解です。

湿度が高すぎるとカビの原因になります。よって、4 . 約70%は不正解です。

参考になった数3

02

正解は3です。

病室では、
夏季(温度)25~27℃(湿度)50~60%
冬期(温度)20~22℃(湿度)40~50%
が快適温度・湿度と言われています。

冬季は、湿度が低い(=空気が乾燥している)ため、病原菌・ウイルス発生しやすい環境です。
そのため、湿度は50%ほどの維持することが大切です。
逆に湿度が高いと、ダニ・カビが発生しやすくなってしまうため、適していません。

以上のことから、
1、2では湿度が低すぎるため不正解です。
4は湿度が高すぎるため不正解です。

参考になった数1

03

正解: 3. 約50%

一般的な病室の適切な環境は、法的な規定がある訳ではありませんが、以下の通りです。

<冬期>温度:20~22℃、湿度:40~50%
<夏期>温度:25~27℃、湿度:50~60%

湿度が低すぎると、ウイルスが蔓延しやすくなります。
逆に、湿度が高すぎると、カビやダニなどが繁殖しやすくなるため、適していません。

参考になった数0