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看護師の過去問 第108回 午前 問47

問題

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慢性心不全患(chronic heart failure)者の生活指導で、心臓への負担を少なくするのはどれか。
   1 .
肺炎球菌ワクチン接種の回避
   2 .
蛋白質を制限した食事
   3 .
食直後の散歩
   4 .
排泄後の休息
( 看護師国家試験 第108回 午前 問47 )
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この過去問の解説 (3件)

1
1 . 肺炎球菌ワクチン接種の回避
×不正解
肺炎球菌ワクチンは一度接種すると5年間有効です。また、成人用肺炎球菌ワクチンは65歳以上の人、そして慢性の肺の病気の患者さんや心不全、糖尿病患者さんには効果的というデータが出ています。よって、心不全患者さんには積極的に接種を勧めます。よって、不正解です。

2 . 蛋白質を制限した食事
×不正解
蛋白質を制限することで心臓への負担を少なくすることはできません。よって、不正解です。
心不全の患者さんには塩分を控えた食事を勧めます。症状によっては水分摂取量を制限する事もあります。

3 . 食直後の散歩
×不正解
食事をした直後には消化のためにエネルギーを消費するので、心臓の動きが活発になります。よって、食直後に運動をすると心臓に負担がかかってしまいます。30分~1時間程度休んでから軽度の運動をする事は可能です。

4 . 排泄後の休息
○正解
排泄することで、血圧が変化します。よって、心臓に過度の負担をかけすぎないようにするためにも、排泄後に休息をとることは大切です。よって、正解です。

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0
(正解) 4
(解説)
慢性心不全は、薬物療法とともに、日常の生活管理が特に大切になってきます。排泄では、便秘で怒責をかけることで、急に血圧が上がり心臓に負担をかけることが考えられ、十分に注意が必要になります。したがって、排泄後に休息をとることで、身体的負担の回復を促すことができ、心臓への負荷も軽減できると考えられます。よって、正解は「4」になります。
(補足)
他の選択肢については、以下の通りです。
1について
:肺炎発症による身体的負担は、心不全や慢性腎臓病、糖尿病などの疾患を悪化させる原因となります。肺炎球菌ワクチンは、肺炎の予防にもつながるため、接種することで、肺炎のリスクを下げ、心臓への負担も低下させることにつながると考えられます。よって、正解には該当しません。

2について
:心不全患者の食事指導で重要なのは、塩分制限と水分の過剰摂取の制限になります。特に、塩分は、身体に水分を溜まりやすくさせ、動脈硬化の進行にもつながります。慢性心不全のように、心臓の機能が低下している場合は、特に身体に水分が溜まりやすく、心臓へ負担を軽減する必要があります。よって、正解には該当しません。

3について
:食直後の運動は、消化の妨げにつながることから、疾患に関わらず推奨されていません。食後は30分~1時間程度休んでから、運動を行うほうがよいでしょう。よって、正解には該当しません。

0
正解は4です。

慢性心不全とは、心機能低下により全身の血液循環が行われなくなり呼吸困難・浮腫・胸痛・動悸などの症状が見れます。


1 . 肺炎球菌ワクチン接種の回避により、心不全対策にはならないです。よって不正解です。


2 . 蛋白質を制限した食事は腎不全患者では、腎臓への負担が軽減されます。よって、心不全の対策になりません。よって不正解です。


3 . 食直後はエネルギーを消費しますが、散歩はによりさらに心臓への負担が大きくなってしまいます。よって、不正解です。


4 . 排泄後は体内の血圧変化が大きく、心臓への負担が大きくなってしまいます。よって、排泄後の休息は必要な対策ですので、正解です。

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