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看護師の過去問 第108回 午前 問52

問題

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高齢者に対する生活史の聴き方で適切なのはどれか。
   1 .
認知機能の評価尺度を用いる。
   2 .
事実と異なる聴取内容を訂正する。
   3 .
話を聴く前に文書による同意を得る。
   4 .
高齢者が話しやすい時代の思い出から聴く。
( 看護師国家試験 第108回 午前 問52 )
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この過去問の解説 (3件)

1
高齢者の患者さんや施設利用者は増えています。現代の生活とは違った時代背景であったり、一人ひとりの生活史が異なるため、ケアを充実させるために生活史を尋ねる事があります。
特に認知症がある場合は、特定の行動はその人の以前の生活から起因している事が多いです。そのため、どうしてその行動をしてしまうのか(時に問題行動)、その背景を知るためにも生活史を聴くことで高齢者の理解を深める事ができます。

1 . 認知機能の評価尺度を用いる。
×不正解
認知機能の評価尺度は生活史には関連してきません。よって、不正解です。

2 . 事実と異なる聴取内容を訂正する。
×不正解
聴いたままの情報を収集する事が大切です。よって、不正解です。

3 . 話を聴く前に文書による同意を得る。
×不正解
文書による同意を得る必要はありませんが、話を聴くことは出来るかの確認は必要です。よって、不正解です。

4 . 高齢者が話しやすい時代の思い出から聴く。
○正解
生活史は高齢者にピンポイントで聴けることもあれば(食事習慣など)、生活史をある程度聴き取って分析していく必要がある時もあります。しかし、何よりも重要なのはその高齢者が話しやすい事から話してもらうことです。よって、正解です。

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0
(正解) 4
(解説)
過去のことや思い出を振り返ることで、高齢者が話をしやすい雰囲気を作ることができます。また、高齢者の特徴の1つとして、人生を振り返りながら、気持ちを整理しようとすることがあります。高齢者自身の生きてきた過程や思い出を聞くことで、本人の記憶や価値観を知ることができます。よって、正解は「4」になります。
(補足)
1について
:認知機能を評価するわけではないため、正解には該当しません。

2について
:生活史は、本人にとって主体的な体験であり、本人にとって重要な事柄であることが考えられます。したがって、事実と異なっていることを修正する必要はないため、正解には該当しません。

3について
:文書による誓約は不要ですが、話を聞かせてもらえるか、確認をする必要はあります。また、話をきいた後は、本人の尊厳を守ること、個人情報保護に努めることが必要です。よって、正解には該当しません。

0
1.認知機能の評価尺度を測るのは、認知機能の障害が疑わしい場合に用います。

2.発言された内容をそのまま受容し、事実と異なる内容を修正することは不適切です。

3.文書による同意は、いりません。

4.正解です。
時代背景から高齢者の話しやすい環境を作ります。

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