看護師の過去問
第108回
午前 問81

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問題

看護師国家試験 第108回 午前 問81 (訂正依頼・報告はこちら)

新生児の殿部の写真を別に示す。

考えられるのはどれか。
問題文の画像
  • ポートワイン母斑(portwine stain)
  • サーモンパッチ(salmon patch)
  • ウンナ母斑(Unna nevus)
  • 太田母斑(nevus of Ota)
  • 蒙古斑(mongolian spot)

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この過去問の解説 (3件)

01

1.×
 ポートワイン血管腫とは生まれつき皮膚にみられる平らな変色部分のことで、色はピンク、赤、紫などです。血管の奇形が原因です。写真のような色ではなく、もっとはっきりとした変色です。
2.×
 サーモンパッチは眉間や額の中央に生じる紅斑(赤アザ)のことです。
3.×
 ウンナ母斑はうなじや後頚部にできる平らで不規則な形の紅斑です。
4.×
 太田母斑とは、顔面や額、眼球周辺などに生じる青あざです。メラノサイトが増殖し、通常よりメラニン量が増加することにより発症します。思春期以降に発症することが多く、出生時に存在することは稀です。
5.〇
 蒙古斑は写真のように、乳児の臀部にある青黒いような青あざのことで、年齢が進むにつれ消失します。

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02

正解:5
蒙古斑は幼児の仙椎部分に発生します

1のポートワイン母斑は生まれた時にある平らな赤痣です
2のサーモンパッチは額の中央部やまぶた、鼻あたりにあらわれます
3のウンナ母斑は後頭部からうなじにかけてあらわれます
4の太田母斑は目の周り、額、頬、鼻や耳介にあらわれる青あざです

参考になった数0

03

1. ポートワイン母斑は、単純性血管腫とも呼ばれ、生まれた時に存在する平らな赤あざです。

2. サーモンパッチは、正中母斑とも呼ばれ、出生直後から額の中央や上まぶた、鼻のあたりにみられる淡紅色のあざです。

3. ウンナ母斑は、生後間もない赤ちゃんの後頭部からうなじにかけてみられます。

4. 太田母斑は、額、目の周り、頬、鼻、耳介に生じる青あざで、通常、顔の片側に生じます。

5. 正解です。先天的に発生する幼児の主に仙椎の部分の皮膚にできます。

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