正解は3です。
1)×
コデインは、鎮咳剤や鎮痛剤として使用されています。副作用として、呼吸抑制などがあるため12歳未満の小児への使用を禁忌としています。
2)×
アスピリンは、 抗炎症作用、解熱鎖痛作用、血小板凝集抑制作用、尿酸排泄促進作用の効果があります。服用することで、アスピリン喘息を発症することがあります。
3)○
緑内障は、眼圧が高くなることで視神経に障害を起こす疾患です。
眼圧とは、目の中の圧力を指しますが、「目の硬さ」とのいわれています。
通常、眼圧は10~20mmHgで一定に保たれており、眼内の血液の流れをスムーズにする、眼を球形に保つなどの働きをしています。
アトロピンは、抗コリン作用がり、この作用が眼圧を上昇させます。それにより緑内障の症状が悪化する可能性があります。
その他、抗コリン作用のある薬剤は、前立腺肥大にも禁忌です。(尿が出にくくなる副作用があります)
4)×
フェニトインは、てんかんのけいれん発作などに使用されます。
過剰投与により、眼振や構音障害、眼筋麻痺などの症状が出現することがあります。