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看護師の過去問 第108回 午後 問136

問題

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看護師が行う看護過程で適切なのはどれか。
   1 .
問題解決思考である。
   2 .
医師の指示の下で計画を立てる。
   3 .
看護師の価値に基づいてゴールを設定する。
   4 .
アセスメント、計画立案、評価の3段階で構成される。
( 看護師国家試験 第108回 午後 問136 )
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この過去問の解説 (3件)

1
正解は1です。

1)○
看護過程は、「看護の対象が持つ何らかの問題を解決するためのプロセス」とされています。
言い方を変えれば、問題を解決するために、どのような思考回路をすればよいか、という道のり(過程)です。
1人の人間は複雑に絡み合ったなかに存在しています。人格や想い、生活環境や家族関係など、様々なものが取り巻いています。そんななかで、対象を理解し、問題を抽出することは大変難しいことです。
そのため、看護過程という思考回路を使って、問題にたどりつき、解決するための看護を行います。

2)×
看護計画は医師の指示は必要ありません。
看護問題は、看護師が解決できることを問題にあげます。つまり、治療計画ではないということです。
このあたりの線引きが難しいところではありますが、治療が円滑にすすむために、並行してどのような看護が必要か、ということです。
例えば、酸素化が悪ければ、酸素消費量が増大しないように日常生活援助を行う、などが看護計画です。

3)×
看護計画のゴールは、患者さんにとってのゴールです。看護師が満足するためのゴールではありません。そのゴールは、患者さんの目標であり、患者さんの身体状況や希望や想いも含めて決定されるものです。

4)×
アセスメント、診断、計画、 実施、評価の5段階で構成されます。また、この5段階に終わりはなく、円を描くように繰り返し行われます。
それは、より良い看護を提供するために、常に患者さんにとって「最善」を探すことが必要だからです。

付箋メモを残すことが出来ます。
0
2.×
 看護過程や看護計画の立案において、医師の指示は特にありません。医師との情報共有や方向性のすり合わせは必要ですが、看護過程の展開は看護師で行うものです。
3.×
 ゴールや目標の設定は看護師の価値観で設定するものではありません。患者さんと共有しながら、患者さんの希望や目標に向かって設定することが望ましいです。
4.×
 アセスメント、計画立案、評価だけでなく、立案と評価の間に「実施・介入」が入ります。アセスメントと計画立案の間に看護診断が入る場合もあります。

消去法として正解は1となります。しかし、たしかに看護問題の抽出とそれに対する解決策をアセスメントして計画立案することは大切ですが、領域によっては必ずしも問題解決思考が適切ではありません。リカバリー視点が少しずつ広がってきている領域もありますので、やや問題として不適切と思われます。

0
看護過程とは看護問題を考えて、その問題を解決するよな介入をするために立案するものであり、問題解決思考になる。
特に医師の指示ではなく、看護師主体のものである。
看護師個人の価値観で立案するのではなく、どの看護師が介入しても同じように看護できるような統一性が求められる。

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