看護師の過去問
第108回
午後 問138
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問題
看護師国家試験 第108回 午後 問138 (訂正依頼・報告はこちら)
右前腕に持続点滴をしている患者の寝衣交換で適切なのはどれか。
- 左袖から脱ぎ、右袖から着る。
- 左袖から脱ぎ、左袖から着る。
- 右袖から脱ぎ、左袖から着る。
- 右袖から脱ぎ、右袖から着る。
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この過去問の解説 (3件)
01
持続点滴中や麻痺側がある場合などの更衣は、「脱健着患」が基本です。
これは「脱ぐときは健康な側(健側)から、着るときは怪我や麻痺などのある側(患側)から」という意味です。
患側は動きが制限されます。先に患側から脱いだ時には衣服の余裕がなく負荷がかかります。
健側から脱いだときには、衣類に余裕があり引き抜くのみで脱ぐことができます。
着るときには、逆にすると楽に更衣ができるというわけです。
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02
患側には可動域の制限や疼痛などがあるため、できるだけ更衣時に負担がかからないようにするためです。
点滴を施行している場合、ルートが挿入されている方を患側として考えます。そのため、右前腕にルートがあるのであれば右前腕が患側です。
そのため、左から脱いで右から着る、という1が正解となります。
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03
基本的に、衣服の着脱は健側から脱いで、患側から着る形になります。
今回の患者は右前腕に持続点滴を受けているので、右前腕が患側、左前腕が健側になります。
基本に従うと、左側から脱ぎ右側から着るという形になります。
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