看護師の過去問
第108回
午後 問142

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問題

看護師国家試験 第108回 午後 問142 (訂正依頼・報告はこちら)

温罨法の作用で正しいのはどれか。
  • 平滑筋が緊張する。
  • 局所の血管が収縮する。
  • 還流血流量が減少する。
  • 痛覚神経の興奮を鎮静する。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は4です。

1)×
温熱刺激は、筋肉や神経系に作用し、筋緊張を緩和させます。そのため、筋肉痛や肩こりなどに効果があります。

2)×
温熱刺激は、血管拡張を促します。

3)×
温罨法では、血管が拡張するため、血液やリンパの循環が改善されます。また、血液量も増加します。

4)○
温熱効果により、副交感神経が優位となり、鎮静効果があらわれます。

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02

温罨法で温めることにより、血管は拡張し、循環血流量は増量します。
その結果、平滑筋は弛緩します。知覚神経の刺激を鎮静する効果もあるので正解は4となります。

参考になった数0

03

温罨法により、人は基本的にリラックスすることができますので、副交感神経の作用を考えればいいと思います。
なので、平滑筋は弛緩します。
局所の血管は拡張します。そのため、還流血流量は増加します。
温罨法により痛覚神経を和らげることができます。

参考になった数0