看護師の過去問
第108回
午後 問146

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問題

看護師国家試験 第108回 午後 問146 (訂正依頼・報告はこちら)

標的細胞の細胞膜に受容体があるのはどれか。
  • 男性ホルモン
  • 甲状腺ホルモン
  • 糖質コルチコイド
  • 甲状腺刺激ホルモン

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は4です。

標的細胞とは、体液によって運ばれてきたホルモンを受け取る細胞のことです。標的細胞は、特定のホルモンに結合する受容体を持っており、そのホルモンのみを受け取ることができます。
この受容体は、標的細胞の「細胞膜」または「細胞内」に存在します。
これはホルモンが細胞膜を通過できるか否か(水に溶けやすいかどうか)ということで決まっています。

親水性ホルモン:細胞膜を通過しにくいため、受容
(水溶性)   体は細胞膜の表面に存在します。
        甲状腺刺激ホルモンなど。

疎水性ホルモン:細胞膜を通過しやすいため、受容
(脂溶性)   体は細胞内に存在します。
        男性ホルモン、甲状腺ホルモン、
        糖質コルチコイドなど。

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02

細胞膜に受容体があるのは甲状腺刺激ホルモンです。
男性ホルモン、甲状腺ホルモン、糖質コルチコイドは細胞核内に受容体があります。

参考になった数1

03

甲状腺刺激ホルモンの標的細胞は細胞膜に存在しています。Gタンパク質結合型になります。

参考になった数0