正解は4です。
1)×
入浴時の鎮静効果として、40℃以下のぬるめのお湯につかることで、副交感神経が優位となり、神経鎮静効果があらわれます。
これにより、心身のリラックスや緊張緩和など、自律神経を整えることができます。
設問の血液循環促進作用はないため、不正解です。
2)×
水中では、通常と比較して約10分の1の軽さになり、浮くことができます。これを浮力といいますが、この浮力のおかげで、水中では自身の体重にかかる重力から解放されます。
そのため、身体を支える関節や筋肉への負担が軽減し、緊張が緩和されます。
血液循環促進とは関連しないため、不正解です。
3)×
抗酸化作用とは、体内の活性酸素を無害化する作用のことです。この抗酸化作用が高い温泉などが注目されており、老化やがん、生活習慣病の予防などが期待できるよいわれています。
血液循環とは関連しません。
4)○
入浴中に受ける水圧は、手足などの末梢に貯留した血液を押し戻す作用があり、それにより心臓の働きを活発にして全身の血行を良くします。
設問の血液循環促進効果がみられるため正解です。