正解は3です。
止血方法は2つに大きく分かれます。
①一時的止血法
緊急時に行われる応急止血法で、圧迫法、指圧法、緊縛法、タンポン法などがあります。
②永久止血法
手術器具を使って、厳重な消毒を施したうえで行います。手術的止血法ともいわれ、結紮法、血管縫合法、焼灼法のほか止血薬を使用することがあります。
1)×
止血帯法:
手足の動脈性出血の場合で、圧迫止血できない場合に行いう一時的止血法です。
出血している部位より心臓に近い部位に三角巾や手ぬぐい等を強く巻き、強くしばって止血します。
止血帯は3cm以上の幅の広いものを使用、止血不十分の場合は止血帯の間に棒を入れ、回して止血します。この場合、止血時間を記録し30分に1~2分は止血帯をゆるめ、血流の再開を図ります。
2)×
タンポン法:
ガーゼなどを使用し、出血部位に硬く詰めて止血する一時的止血法です。
3)○
血管結紮法:
血管を縛り止血する方法で、永久止血法です。
4)×
間接圧迫止血法:
傷口より心臓に近い動脈(止血点)を手や指で圧迫して止血する一時的止血法です。
例:
・上腕出血⇒脇のくぼみを圧迫
・前腕出血⇒肘の内側を圧迫
・指出血⇒ 指の付け根を圧迫
・大腿出血⇒太ももの付け根を体重をかけて圧迫