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看護師の過去問 第108回 午後 問166

問題

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サクセスフルエイジングの説明で適切なのはどれか。
   1 .
老化の過程にうまく適応する。
   2 .
権威のある者によって一方的に守られる。
   3 .
生命あるものに共通して起こる現象である。
   4 .
社会的な役割から離脱することで自由になる。
( 看護師国家試験 第108回 午後 問166 )
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この過去問の解説 (3件)

1
正解は1です。

1)○
サクセスフルエイジングとは、 身体機能の低下という老いに直面しながらも、 老いを受け止め、人生に納得し、満足して年を重ねる姿をいいます。
生きがい、幸福な老いなどと表現されることも多いです。
設問の「老化の過程にうまく適応する」は、老いとうまくつきあい、前向きに生きるということで、まさしくサクセスフルエイジングの概念です。

2)×
「権威のある者によって一方的に守られる」のように、第三者からなされるものではなく、高齢者が自分自身とどう向き合うかという「生き方」の問題であるため、不適当です。

3)×
地球上の生命あるものは、人間だけではありません。人間のように、サクセスフルエイジングという思考をもつことができない生き物もいます。
また、人間であっても個々の考え方は違います。
サクセスフルエイジングに対する概念は誰もが共通して持っているわけではありません。

4)×
社会的な役割から離脱し、自由になることが高齢者の幸福であるとは断言できません。
高齢者の活動や社会参加が、高齢者の満足感や幸福をもたらすことも多いです。

付箋メモを残すことが出来ます。
0
サクセスフルエイジングには、長寿、生活の質、社会貢献などの要素があります。

正解は1です。

1は、長寿の要素が入っていることや、段階的に老うことで生活の質が得られます。

2は、生活を損なわれることになるので間違いです。

3は、生命にあるものとなっているので、人間以外のことも示しています。人間以外に当てはまるかはわからないため間違いです。

4は、役割から離脱することによって、社会的貢献の要素が失われるため間違いです。

0
サクセスフルエイジングは1980年代にアメリカでより多くの人が長寿になったことから生まれた概念です。当てはまる日本語はありません。しかし、「サクセスフル=望む目的を達成する」、「エイジング=年を重ねる、老化」と単語ごとに訳すと何となくニュアンスが分かってくると思います。

①長寿、②生活の質(QOL)、③社会貢献などの要素があります。


1 . 老化の過程にうまく適応する。
○正解
老化は人によって捉え方が違います。高齢になっても身体的、精神的に無理のない状態であることがその人の幸福な老いであると言えます。

2 . 権威のある者によって一方的に守られる。
×不正解
権威のある者に一方的に守られることは時に脅威でもあり、高齢者にとって望ましい状態であるとは言えません。
社会と繋がりがあることがQOL向上のためにも大切だといえます。

3 . 生命あるものに共通して起こる現象である。
×不正解
人間には当てはまるけれども、他の動物に当てはまるかどうかは分かりません。

4 . 社会的な役割から離脱することで自由になる。
×不正解
社会的な役割、例えば仕事を引退することで社会との繋がりがなくなり精神的に落ち込むことも考えられます。

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