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看護師の過去問 第108回 午後 問186

問題

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Aさん(52歳、男性、独身)は、銀行員。切除不能の大腸癌(colon cancer)と診断され、外来で抗癌薬の点滴静脈内注射を受けることになった。Aさんは「治療を受けながら仕事を続けたいのですが、どうすれば良いか教えてください」と外来看護師に相談した。
外来看護師が行うAさんへの助言で最も適切なのはどれか。
   1 .
「所属部署の変更を上司に申し出ましょう」
   2 .
「副作用が出てから対応を考えましょう」
   3 .
「会社の健康管理部門に相談しましょう」
   4 .
「有給休暇を使って治療を受けましょう」
( 看護師国家試験 第108回 午後 問186 )
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この過去問の解説 (3件)

1
正解は3です。

1)×
まず、Aさんは「治療を受けながら仕事を続けたい」という希望があります。これは、できることなら現在の状況を変えずに、治療と両立したいという想いがあるということです。
治療を開始し、身体状態などを考慮したうえでの決断であれば、優先されるべき選択肢ですが、現状では不正解になります。

2)×
副作用が出てから検討するのでは、現在のAさんの不安は解消しません。
どのような副作用が予想されるのか、それによって仕事に支障があるのかを知ることが重要です。

3)○
会社の健康管理部門は、労働者が治療と仕事を両立する上で必要な支援を提供する部門です。
柔軟な勤務形態や、休暇・休業制度等、情報提供などを行います。
Aさんにとって、現状で必要な支援であり、治療を受けながらも安心して働くことができます。

4)×
有給休暇をとることも、治療開始後の身体状況によっては必要なことかもしれません。
しかし、治療期間も長期にわたる可能性もあり、治療と仕事の両立を希望しているAさんには優先されません。

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1
Aさんが「治療しながら仕事を続けたい」と希望していることを考慮して返答をすることが大切です。

1 . 「所属部署の変更を上司に申し出ましょう」
×不正解
所属部署の変更することが、治療と仕事の両立を図るために直接関係してくるとは限りません。まずは、どういった方法で治療と仕事が両立可能なのかを見つける必要があります。

2 . 「副作用が出てから対応を考えましょう」
×不正解
抗癌薬の副作用は現れ方が個人差があり、症状がひどく出る可能性があります。
治療開始前に勤務を継続していることを雇用者に伝え、どういった選択肢があるのかを見つけることが大切です。

3 . 「会社の健康管理部門に相談しましょう」
○正解
Aさんが勤務している会社が癌などの疾病にかかった職員にどんな就労支援をしているのか知る必要があります。健康管理部門は定期健診などの管理をしている部門です。健康相談の個人面接を行っていることもあるので、健康管理部門への相談をまず勧めるこの返答が最も適切といえます。


4 . 「有給休暇を使って治療を受けましょう」
×不正解
抗癌薬の治療は継続的かつ場合によっては長期になる可能性があります。また、副作用が出た場合には症状が治まるまでどのくらいの日にちを要するか分かりません。
Aさんの希望をかなえることにはならないため、不正解となります。

0
正解は3です。

1は、部署を変更したからと言って治療との両立ができるとは限らないため間違いです。

2は、副作用が出てしまうと仕事にも支障が出てしまう可能性があるので間違いです。

3は、仕事と治療の間に立つ部門で、相談することが仕事との両立を図るために一番よいことなので正解です。

4は、仕事をしたいAさんにとっては程遠い答えになるので間違いです。

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